2009年5月15日号

今年は6月1日スタート!

特定健康診査(メタボ健診)


 「特定健康診査・特定保健指導」は、昨年度から始まった制度です。メタボリックシンドロームに着目して健診や保健指導を行い、生活習慣病の発症や重症化を防ぎます。
 実施時期や内容などは、加入している医療保険によって違います。詳しくは各医療保険者へお問い合わせください。


メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは?

 内臓脂肪の蓄積が原因となって、動脈硬化の危険因子である「高血糖、高血圧、脂質異常」を併せ持っている状態のことをいいます。
 近年の研究で、内臓脂肪の細胞からはさまざまなホルモンが分泌されていて、それらの中には、生活習慣病の予防に役立つもの(善玉)がある一方、生活習慣病を招く働きをするもの(悪玉)があることが明らかになりました。
 食べ過ぎや運動不足などの不健康な生活習慣によって内臓脂肪がたまってくると、血糖値を上げたり、血圧を高くしたり、コレステロールを増やしたりする悪玉ホルモンの分泌が増えてしまいます。 
 といっても、内臓脂肪は皮下脂肪に比べると、食事や運動などの日常のちょっとした心がけによって減らしやすいと言われています。内臓脂肪を減らすことによって、生活習慣病になる確率はぐんと下がります。生活習慣病を予防するためにはメタボにならないことが最善のルート! このことを意識して健康な毎日を送りましょう。

65歳以上のかたは健診と一緒に
生活機能評価を受診しましょう

 65歳以上のかたで、要支援・要介護認定を受けていないかたは、健診と合わせて、介護保険制度の生活機能評価を無料で受けることができます。国保以外の65歳〜74歳のかたで受診を希望する場合は、国保・高齢・介護健診課へご連絡ください。tel(866)8903

介護予防の必要性を判定

 高齢者が健康に暮らすには、生活習慣病を予防すること、そして心身の機能をできるだけ落とさないことが大切です。
 そこで、65歳以上のかたには健診と合わせて生活機能評価を行い、心身の機能低下の傾向があるかどうかをチェックし、今後、介護が必要となるおそれがあるかを判定します。
 「特定高齢者」に選定されたかたへは、市から通知を送付して、心身の機能の低下を防ぐ介護予防事業への参加をおすすめします。詳しくは、介護・高齢福祉課へお問い合わせください。
tel(866)2095


チェックリストに記入を

 対象者には、健診の受診券と一緒に「基本チェックリスト」をお送りします。国保以外の65歳〜74歳のかたは、実施医療機関、土崎支所、西部市民サービスセンター、アルヴェ駅東サービスセンター、河辺・雄和市民センターにあるリストをご利用ください。あらかじめ記入して健診会場にお持ちください。


問い合わせ
●特定健康診査・特定保健指導 ●健康診査(後期高齢者) ●生活機能評価
…国保・高齢・介護健診課 tel(866)8903 ファクス(866)8904
 Eメール ro-ctmc@city.akita.akita.jp

●胃がん検診 ●胸部検診 ●大腸がん検診 ●子宮頸がん検診
●乳がん検診 ●前立腺がん検診 ●骨粗しょう症検診 ●歯周疾患検診
…保健予防課tel(883)1176

*がん検診については、広報あきた5月1日号15〜17ページをご覧ください。


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