2009年6月5日号

秋田市を元気にしたい〜新市長9つの公約


大転換の時、希望を持て、覚悟を決めよ

穂積 志 秋田市長

 秋田市のグランドデザインを描くにあたっての、私のキャッチフレーズは「大転換の時、希望を持て、覚悟を決めよ」です。

 100年に一度の不況という現在の状況を変革のチャンスととらえ、夢と希望を持って、これまでの価値観と社会システムを転換する覚悟が私たちに求められていると思います。

「秋田市を元気にしたい」という熱い思いを胸に公約に取り組んでまいりますので、みなさんのご理解とご協力をお願いします。

1 経済雇用対策、セーフティネットの確立に全力をあげます

 地域経済と地元企業を支える金融経済対策を強化します。また、雇用維持の緊急対策の導入やニートへの支援を行います。

2 環境・地球温暖化対策を進めます

 太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの利用拡大、普及促進に努めます。また、環境関連産業の誘致を進めます。

3 農林水産業の活性化と食の安全に万全をつくします

 集落営農や認定農業者の経営支援、林道の整備、地元ブランドの新商品の開発などを行い、農林水産業を振興します。

4 利便性の高い、安全・安心なまちづくりを進めます

 鉄道の利便性向上のため、泉・外旭川地区の新駅開設の検討に着手するほか、市民への防災意識の普及と啓発をはかります。

5 芸術・文化による「まちづくり」を進めます

 秋田公立美術工芸短大を四年制大学に移行します。また、音楽、美術のイベントやスポーツチームの立ち上げを応援します。

6 健康長寿社会を実現します

 高齢者の社会参加を促進するとともに、介護予防事業を充実させ、地域が共に支え合うケア体制を構築します。

7 男女共同参画社会の形成と少子化対策をがんばります

 女性の社会参加に対応できる保育体制を整えるほか、児童を受け入れる場所を確保し、保育所待機児童の解消をめざします。

8 環日本海交流の拠点都市をつくります

 秋田港の整備・活用を国、県と一体となって進め、環日本海の物流・交流の拠点都市に向けて経済交流に取り組みます。

9 市民サービス向上のために、行財政改革を推進します

 市役所の新庁舎建設を検討するため、現在の庁舎の耐震性などを調査します。また、「事務事業の棚卸し」などを実施します。


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