※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2009年12月4日号

市長コラム

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秋田市この一年 〜平成21年を振り返る

市長穂積 志


市民ミーティングで
(11月10日、アルヴェ)
 年賀状の発売が始まり、今年の10大ニュースあれこれといったことが話題になる季節になりました。1年の時の流れの速さに今さらながら驚いているところです。
 私にとって今年最大の出来事は、何といっても市政運営を担う身になったことです。今でもその責任の重さと使命の重大さに心が引き締まる思いです。「秋田市を元気にしたい」という信念と夢の実現に向けて、一歩一歩着実に歩を進めてまいります。
 さて今回は¥H田市この1年≠ニ題し、私なりに今年を振り返ってみたいと思います。今年は市制施行120周年にあたることから、市民参加のもと、さまざまな事業やイベントが繰り広げられました。
 5月には西部市民サービスセンター・ウェスターがオープンし、市民協働・都市内地域分権の新たな門出となりました。
 7月12日、市の記念日の式典では、女優の浅利香津代さんの朗読や映像で秋田市120年の歩みを振り返り、漫画家の倉田よしみさんのデザインによる秋田市の絆づくりキャラクター・テッテがお披露目されています。
 9月、市内のお菓子屋さんたちが米粉を使って取り組んだ「新スイーツ発掘フェア」では、秋田市の新たな名物「あきたロール」が誕生しました。
 11月の種苗交換会や同時開催の「農林商工フェア・ジョヤサ」も大盛況でした。そして20代の学生など若者の企画・運営で実現した「秋だし、あきた市」。「しあわせいっぱい腹一杯 秋田丼ぶり感情」と題した記念丼ぶりコンテストや千秋公園での水上火振りかまくらなどは記憶に新しいところです。
 何より私がうれしく思ったのは、たくさんの行事に多くの市民のみなさんが参加してくれたこと、それも企画段階からの参加者の増加が顕著だったことです。このことは、今後の市民協働の姿を表しているようでもあり、頼もしい限りです。
 駆け足で平成21年を振り返りました。努めて明るい話題を、と思いましたが、依然厳しい状況が続く経済・雇用の問題、地球温暖化、少子化と人口減少、自殺の増加、そして目を覆いたくなるような痛ましい事件の続発など、避けては通れない重要な問題が山積しています。これらに対しては、私の政治信条でもあります「一つ一つ具体的に行動する」ことにより、展望を切り開いていきたいと考えています。
 明年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

テッテも多忙の1年となりました


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