※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2010年6月4日号

ポリオ予防接種


★ポリオ…「小児マヒ」とも呼ばれ、ポリオウイルスによっておもに手足に麻痺を起こす病気です。国内での感染は報告されていませんが、インド、アフリカなどでは現在も流行しています。これらの地域で日本人が感染する可能性があるので、予防接種を受けておくことが大切です。

 ポリオワクチンは、生後3か月から7歳6か月までの間に41日以上の間隔をおいて2回飲んで完了します。 医師の診察もありますので、必ず保護者がお連れください。投与を受ける場合は保護者の署名が必要です。
 また、市でお配りした「予防接種と子どもの健康」をお持ちのかたは、それを読んでからお越しください。
 ワクチン投与前後30分は、飲食しないでください。

※1歳以上で2回目のポリオワクチンを受けるかた…先に「麻しん風しんワクチン」を受け、27日以上の間隔をあけてからポリオの予防接種を受けてください。

受付時間→午後1時30分〜2時15分
用意する物→母子健康手帳、ポリオ予診票

※予診票は母子健康手帳別冊に折り込んであります。受診当日に記入し、別冊から切り離してお持ちください。予診票をお持ちでないかたには、当日会場でさしあげます。

受けられないお子さん

◇熱がある  ◇下痢をしている
◇重い急性疾患にかかっている ◇予防接種でアナフィラキシ−(※)を起こしたことがある
◇その他医師が不適当と判断した場合
※通常、接種後30分以内に起こるひどいアレルギ−反応で発汗、顔の腫れ、じんま疹、吐き気などの症状に続き、ショック状態になるような激しい全身反応。

医師と相談が必要なお子さん

 次のいずれかに該当するお子さんは、予診する医師の参考として診断書が必要な場合があります。あらかじめ主治医とご相談ください。
◇心臓疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・血液疾患・発育障がいなどで治療や指導を受けている
◇何らかの予防接種後2日以内に発熱・発疹・じんま疹などアレルギ−を思わせる異常があった
◇予防接種の接種液成分(抗生物質、安定剤に使うゼラチン)に対してアレルギ−があると言われたことがある
◇けいれんを起こしたことがある
◇免疫状態の異常を指摘されたことがある。また、近親者に先天性免疫不全症のかたがいる

※指定日にお子さんの年齢が3か月未満の場合、3か月になってから都合のよい会場で受けてください
※河辺・雄和地区以外は駐車場が狭いです(アルヴェの駐車場は有料です)

●他の予防接種との間隔

 三種混合・二種混合・B型肝炎・日本脳炎・インフルエンザ、ヒブ(Hib)の予防接種を受けたお子さん…6日以上の間隔をあけてポリオを受けてください
 BCG・麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜの予防接種を受けたお子さん…27日以上の間隔をあけてポリオを受けてください
 今回、ポリオを受けるお子さん…接種後、他の予防接種まで27日以上の間隔をあけてください
 生後3か月以上6か月未満でBCG未接種のお子さん…先にBCGの接種を受けてから、27日以上の間隔をあけてポリオを受けてください
●問い合わせ
 市保健所健康管理課tel(883)1179

昭和50〜52年生まれのかたへ

 昭和50〜52年生まれのかたは、ポリオの免疫を持っている割合が、他の年齢層に比べて低いことがわかっています。右記の場合は、再度、ポリオワクチンの予防接種を受けることをおすすめします。
●問い合わせ
 市保健所健康管理課 tel(883)1179

◇家庭内のお子さんがポリオ予防接種を受ける時期…まれにポリオの予防接種を受けたお子さんから家庭内感染することがあるので、お子さんと同時期に接種を受けてください
◇ポリオウイルス常在国に渡航するとき…インド、アフリカ諸国など 

<申し込み>
この予防接種は、任意の予防接種(有料)です。実施日は下記のとおりです。直接、各病院へお申し込みください。
●市立秋田総合病院tel(823)4171→毎月第3月曜日(第3月曜日が閉院日の場合は第4月曜日)
●秋田組合総合病院tel(880)3000→毎月第3木曜日(日程が変わる場合がありますので申し込みはお早めに)


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