※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2010年11月5日号

数字で見る保健講座

国保・高齢・介護健診課tel(866)8903

血糖検査で1,000人に糖尿病の可能性が!

 特定健診で行う血糖検査には(1)空腹時血糖検査と(2)HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)検査があります。HbA1c検査はあまり聞き慣れない検査ですが、糖尿病を診断する上で重視されるようになりました。
 秋田市国民健康保険加入者で、平成21年度に特定健診でHbA1c検査を受けた約12,000人のうち、1,000人の血糖値が糖尿病の領域でした。高血糖を放置すると合併症を発症する可能性が格段に高くなるため、早期に血糖をコントロールすることが大切です。

●糖尿病三大合併症の一つ「糖尿病性腎症」

 糖尿病性腎症が進行すると、人工透析を行わなければなりません。透析治療は1回3〜5時間、1週間に3回程度行い、一生涯継続する必要があります。

●健診を受けて自分の血糖状態を確認しよう

 糖尿病は自覚症状がないうちに進行します。検査を受けて自分の血糖値を確認し、それを参考にして生活習慣を改善することが大事です。気付いたころには手遅れ≠ニなってはたいへんです。必ず年に1回は健診を受けましょう。


 健診は、秋田市国保加入者で40歳以上になるかたと後期高齢者医療制度に加入しているかたは無料で受診できます(そのほかの医療保険に加入しているかたは直接、加入先へお問い合わせください)。保険証と、事前にお送りした受診券を持って、来年3月31日(木)まで、市内の受託医療機関で受診してください。


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