※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2011年8月19日号

新庁舎の設計委託業者が決まりました


新庁舎建設室tel(866)8915
 7月8日に開催した、新庁舎の基本設計を委託する業者を決める審査委員会で、応募があった7者の提案書を審査し、最も評価が高かった(株)日本設計を選定しました。
 今後は、市と、(株)日本設計・市内2社の設計共同企業体が、市民のみなさんからの意見(無作為に抽出した5千人からのアンケート結果)などを参考にしながら、平成23年度末までに基本設計を作成します。

設計業者が提案した新庁舎のイメージ

こんな提案が出されました


「市民の坐(ざ)」を中心とした設計

 庁舎1階中央を来庁者のためのスペース「市民の坐」とし、吹き抜けにより市民の坐を囲むように、行政機能(低層階と中層階)、市民サービスセンター機能(中層階)、議会(上層階)を配置します。市民の坐をコの字型に囲むように各窓口を配置し、市民のみなさんが少ない移動で必要な手続きなどができるようにします。また、2階は子育て支援機能と児童関連窓口を隣接させるなど、市民と行政の連携をはかります。

災害に強い庁舎をめざします

 地震から来庁者を守るため免震構造を採用します。また、津波による浸水を避けるため電気室などは屋上階に配置。電気・ガスなどのエネルギー源は自然エネルギー、備蓄燃料なども活用し複合化することで、災害時にも継続して業務ができるようにします。

環境・文化にも配慮します

 地中熱や太陽光などの再生可能エネルギーを利用した冷暖房やLED照明の採用などにより、光熱水費の削減と環境負荷の低減をはかります。また、市民の憩いの場所となる「竿燈ひろば」の設置や秋田杉の活用などにより秋田の文化や歴史も取り入れます。


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