包括外部監査の結果報告

総務部総務課tel(８６６)２００７

　２月10日、平成23年度の包括外部監査を実施した前田正人・公認会計士(写真右)から、結果報告がありました。包括外部監査は、市の財務事務が適正に行われているかを市の組織に属さない独立した立場の監査人が、テーマを決めてチェックするものです。
　市は監査対象になった団体とともに報告された内容を項目ごとに十分検討し、適切に対処していきます。

監査のテーマ

廃棄物処理事業とリサイクル事業での財務に関する事務および同事業に係る(財)秋田市総合振興公社の出納その他の事務について

監査結果(要点)

▼家庭ごみの有料化後にごみの排出量の予測が大きく変化するはずなので、現行の一般廃棄物処理基本計画を抜本的に見直す必要がある
▼ごみ排出量の推計値と実績値に差があり、特に収集・運搬部門や焼却・溶融処理の値の差が大きい。早急にその差を見直す必要がある
▼平成24年度予定の焼却施設改修工事は検証の結果、大規模な改修は現在必要ないので抜本的に見直す必要がある
▼総合環境センターに隣接する町内会に周辺環境整備の業務を委託しているが、信頼関係をより醸成するため最終処分場の埋め立て終了後の緑化対策のビジョンを策定するなど、将来を見据えた施策に移行する必要がある
▼市は(財)秋田市総合振興公社に対してリサイクルプラザなどの行政財産の使用料を全額免除にしているが、一部使用料を徴収すべきものがあり、見直す必要がある