※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2012年4月20日号

東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理


 国は、被災地の復興の妨げとなる大量の災害廃棄物を1日でも早く撤去するため、全国の廃棄物処理施設で処理していく「広域処理」を推進しています。
 市では、東北の一員として被災地を支援するため災害廃棄物の受け入れを検討しています。受け入れの判断をするため、事前に安全性を確認する試験溶融(燃焼試験)を実施する必要があることから、これまで3回の住民説明会を開催しました。また、2月市議会において「早期受け入れを求める決議」も議決されています。
 このような状況から、市では総合環境センターで試験溶融を実施します。実施にあたっては、住民説明会の要望を踏まえ、周辺地域の空間放射線量の測定地点を増やし、処理後の排水が放流される岩見川の放射性物質の濃度測定などにより安全性の確認を進めていきます。

災害廃棄物の試験溶融を公開します

●対象/秋田市内在住の18歳以上のかた
●日時/5月19日(土)・20日(日)午後3時〜4時30分
●見学場所/市総合環境センター(河辺豊成字虚空蔵大台滝1-1)
●見学内容/運搬車両および溶融後のスラグ・メタル、埋立灰の空間放射線量測定作業など
●定員/先着各50人
●申し込み/
 4月23日(月)から27日(金)までの午前9時〜午後5時に電話で市総合環境センター施設担当へお申し込みください。tel(839)4816
*申し込みは1回1名まで。
*参加が決定したかたには5月11日(金)まで文書でご連絡します。

 災害廃棄物に対する市の取り組みについては、環境都市推進課tel(863)6632へお問い合わせいただくかホームページをご覧ください。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ev/cp/saigaihaikibutu.htm


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