広報あきたオンライン

　交通事故で10年分の記憶を失った主人公・朔美を演じた倉科カナさん。「失って何もない設定から始まるので、特に役作りはしませんでした。いろんな事があって、これから生きることにエネルギーを使っていく朔美を演じるようにしました」と撮影に臨んだときのことを振り返りました。
　昨年夏の市内ロケで印象に残っている場所を聞かれると、「ハスの花がきれいな千秋公園」との答えが。約2週間、休みのないスケジュールでしたが、撮影の合間の過ごし方や地元のお酒を堪能した話など、秋田の思い出を笑顔で語ってくれました。
　長澤監督は、「秋田市は街並みが都会的で、撮影前から美しい画を撮ろうと意識しました。自分の作品の中でも、一番きれいな映像になったと思います。見慣れた風景がスクリーンにどう映っているか、ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけました。
　最後に、撮影に協力してくれた市民のみなさんへの感謝の言葉が述べられると、会場から二人に温かい拍手が送られました。

＊映画は、6月8日(土)からＴＯＨＯシネマズ秋田で先行公開された後、県内、全国で順次公開されます。前売り券情報は最終面をご覧ください。

エガオいただき！

取材先で見つけた素敵な笑顔を紹介します

“見慣れた風景をぜひスクリーンで”