※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年4月5日号

市政トピックス


人にも地球にもやさしいあきたをめざして
みなさんの努力に感謝。引き続きご協力をお願いします
ごみ減量目標まであと一歩!

●さらなる減量のために
 平成18年度、秋田市では市民一人1日当たりの家庭系ごみ排出量を24年度までに556グラムまで減らすことを目標にした「一般廃棄物処理基本計画」を策定し、さまざまな取り組みを進めてきました。しかし、21年度の排出量は、全国平均が550グラム、秋田県が572グラムであったにも関わらず秋田市は606グラムでした。そして22年度は601グラムと目標を大きく上回った状況が続きました。
 ごみ減量のため、市ではさらに一歩進んだ取り組みが必要と考え、23年度に「家庭系ごみの有料化に関する条例」を制定。昨年7月から有料化制度をスタートしました。

■グラフ1


●有料化以降、ごみ減量が顕著に
 この1年のごみ排出量を見ると、昨年4月の“爆弾低気圧”や、有料化前のいわゆる“駆け込み”廃棄の影響もあり、6月までにごみの量は大きく増えました。7月の有料化以降は市民のみなさんの頑張りのおかげで、各月の排出量累計の数値は減量目標に一歩一歩近づいていて、3月15日現在では568グラムとなっています(グラフ1)。
 その努力を示したのがグラフ2です。これは有料化した昨年7月以降に限って集計した排出量累計の数値で、いずれも前年同月を下回っています。9月からは減量目標も下回り、7月から3月15日までの一人1日当たりの平均排出量は508グラムにまで減っています。
 気になる最終結果は、本紙編集時点(3月22日)ではまだ出ていません。次号の広報あきたで改めてお知らせします。

■グラフ2


 「人にも地球にもやさしいあきた」の実現には、みなさんのご協力が不可欠です。生ごみの水切り、雑がみの分別など、引き続きごみ減量への取り組みをお願いします。

●問い合わせ
 環境都市推進課 tel(866)2943

みんなでやろう!
ごみを減らす5つの方法

<1>もとから断つ
 食材を食べずに捨てることがないよう、購入や調理は無駄なく計画的に。お金も資源も、もったいないですからね。

<2>生ごみの水切り
 生ごみを捨てる前に、ぎゅっとひと絞り。これだけで水分が1割減るんです。

<3>雑がみは資源
 古紙は紙ひもで束ねて「資源化物」、または町内会などの集団回収に出してリサイクル。

<4>食品トレーの回収
 ほとんどのスーパーで食品トレーを回収しています。洗って店頭の回収箱へどうぞ。

<5>コンポスターを活用
 生ごみを堆肥にするコンポスターをご存知ですか。購入補助もあります(→6ページ)。

「ゆき総合対策」検討委員会を発足
豪雪の教訓を生かした新たな除排雪計画の策定へ

 市では、今冬の豪雪の教訓を生かし、総合的な雪対策を次の冬から実施するため、この3月に「ゆき総合対策」検討委員会を設置しました。
 今冬は平成18年豪雪の再来といえる大雪で除排雪作業が追いつかず、市民のみなさまにはご不便をおかけし、1万7千件を超える要望や苦情が寄せられました。
 そのため市では、ここ3年の降雪状況を踏まえた総合的な雪対策を今年度の冬から実施するため、庁内に「ゆき総合対策」検討委員会を設置しました。委員会は、除排雪を担当する建設部のほか各部の次長が参加する全庁的な組織で、市民生活部次長が幹事長と「ゆき総合対策官」を兼務します。
 3月19日に1回目の会議を開催し、現在の道路除排雪計画の抜本的な見直し、高齢化社会を見据えた支援体制や町内会との連携のあり方など、新たな計画を策定することにしました。今後は6月末までに計画の原案を作成。そして、有識者や町内会代表などの意見も聞きながら、9月議会までに策定することにしています。
●問い合わせ
 生活総務課 tel(866)8921

やったね!
待機児童ゼロを3年連続達成!

 保育園に空きがないため入れない、いわゆる「待機児童」。その問題を解消するため、市では認可保育所の新設や増改築などを行ってきました。
 その結果、平成22年に173人いた待機児童の数(入所先を限定しているかたを除く)は、23年から今年まで3年連続でゼロになりました(各年4月1日現在)。
 入所を希望するかたは増えていますので、今後も定員拡大を図り待機児童の解消に努めます。
●問い合わせ
 子ども育成課 tel(866)2094

秋田市建設業協会から寄贈品
防災と景観づくりに活用します

 3月11日、社団法人秋田市建設業協会から、発電機1台と秋田杉のベンチ3台を寄贈してもらいました。発電機は停電時の非常用電源として道路維持課に、ベンチは秋田公立美術大学のサークル棟に設置しました。ありがとうございました。

とっさの判断で人命救助
AEDで男性の命を救う

 3月8日、救命活動をしてくれた保坂裕也さんと伊藤綾香さんを城東消防署で表彰しました。お二人は、1月25日、中通のデパートで倒れた男性に対してAEDや心臓マッサージなどの処置を救急救命士が到着するまで行いました。
城東消防署tel(832)3404

係から…雪が解け、隠れていたごみや寄せられた土砂も顔を出してきました。家の周りを片付けて、すっきりきれいな街にしたいですね。


Copyright (C) 2013秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp