※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年7月5日号

メタボと血圧

自分の血圧を知ろう

〜家庭での血圧測定のススメ〜


 ふだんの自分の血圧値をご存じですか? 血圧が高い状態が続くと、血管の壁が傷つきやすく、動脈硬化が進む原因になります。また、血液を高い圧力で送り出す心臓も多くのエネルギーを必要とし、「過重労働」状態になります。
 高血圧は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)と密接な関係にあります。肥満により悪玉ホルモンの分泌が盛んになって血圧が上昇するため、メタボ解消が血圧改善に効果があります。
 高血圧は自覚症状がないため、定期的に測ることが予防の第一歩。最近では、自宅で簡単に測定できる機器も販売されています。ふだんから血圧を測定するなど、こまめな血圧管理を実践しましょう。
特定健診課tel(866)8903

特定健康診査での血圧基準値

●収縮期血圧(mmHg)…基準は130未満。130以上でメタボ予防のための生活習慣の改善が必要、140以上で医師の診察が必要と判断されます
●拡張期血圧(mmHg)…基準は85未満。85以上でメタボ予防のための生活習慣の改善が必要、90以上で医師の診察が必要と判断されます

家庭での血圧測定のポイント

□測定する1、2分間は安静にする
□入浴後や飲酒後は避ける
□できるだけいつも同じ時間に測る
□血圧の数値、時刻、心拍数を記録しておく
□朝起きて1時間以内に、排尿してから測る
□カフ(腕に巻く部分)は心臓と同じ高さにして、ひじ関節にかからないように巻く


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