秋田市職員給与のあらまし

　秋田市職員の給与は、国や他の地方公共団体との均衡を考慮しながら、市議会の審議を経て条例で定められています。秋田市の条例で定められた現行の給与制度は国に準じたものになっています。
人事課tel(866)2012

人件費(平成24年度普通会計決算)

人件費は、一般職給与、特別職給与、退職手当、共済組合に支払う負担金、公務災害補償費などの合計です。
■平成24年度人件費(Ａ)
　236億1千374万5千円
■平成24年度歳出額(Ｂ)
　1千292億5千449万1千円
■平成24年度人件費率(Ａ÷Ｂ)
　18.３％(23年度18.8％)

職員給与費(平成25年度普通会計当初予算)

　職員給与費は、給料と扶養・通勤・住居・時間外勤務・期末・勤勉などの諸手当の合計で、退職手当は含みません。

■平成25年度給与費(Ｃ)
　155億7千18万8千円
　給与費内訳
　…給料／99億7千495万円、職員手当／19億３千705万6千円、期末・勤勉手当／36億5千818万2千円
■平成25年度職員数(Ｄ)
　2千430人
■年間1人あたりの給与費(Ｃ÷Ｄ)
　640万7千円
＊職員給与費(職員数は除く)の各数値は、普通会計(一般会計と市有林会計の合計)の数値です。他都市と比較しやすくするため、普通会計による公表を行っています。

市職員の給料(平成25年4月1日現在)

　職員の給料は職種、採用区分、経験年数、役職の段階などによって決まります。職員構成比が大きい一般行政職の給料は次のとおりです。

■大学卒程度の給料額
・初任給………………17万2千200円
・採用2年経過後……18万4千200円
・5年以上10年未満………24万700円
・10年以上15年未満…28万8千800円
・15年以上20年未満…34万1千400円
■高校卒程度の給料額
・初任給…………………14万100円
・採用2年経過後……14万8千500円
・5年以上10年未満 …20万7千400円
・10年以上15年未満…25万9千400円
・15年以上20年未満…29万３千400円
■平均給料月額
　34万4千900円
■平均年齢
　44.6歳

職員手当

　職員には給料のほか、各職員の生活実態や勤務条件の違いなどを考慮して手当を支給しています。
　退職手当は退職したときの給料月額に退職事由と勤続年数による所定の支給割合を乗じた基本額と、役職に応じた調整額を合算して支給します。

■扶養・住居・通勤・地域手当(平成25年4月1日現在)
＜扶養＞
　配偶者／1万３千円
　配偶者のない職員の扶養親族のうち1人目／1万1千円
　配偶者以外の扶養親族／6千500円
　16歳から22歳までの加算／5千円

＜住居＞
　借家／限度額2万7千500円

＜通勤＞
　交通機関利用者／限度額5万5千円
　交通用具(自動車、バイクなど)利用者／限度額３万8千100円

＜地域＞
　東京都23区在勤者／給料、扶養手当などの合計額の18％
　医師／給料、扶養手当などの合計額の15％

■期末・勤勉手当の支給割合(平成25年4月1日現在)
　期末手当…6月支給／1.225月分、12月支給／1.375月分(合計2.6月分)
　勤勉手当…6月支給／0.675月分、12月支給／0.675月分(合計1.35月分)
　＊職制上の段階や職務の級などによる加算措置があります。

■時間外勤務手当(平成24年度)
　支給総額／5億5千84万4千円(平成23年度　5億6千696万8千円)
　1人当たり平均支給年額／23万5千円(平成23年度　23万6千円)

■特殊勤務手当…清掃、市税等賦課徴収、高所作業、有害物取扱など全23種(平成24年度)
　職員全体に占める特殊勤務手当支給職員の割合／28％
　1人当たりの平均支給年額／３万2千円

■退職手当の支給割合(平成25年4月1日現在)
◇自己都合退職基本額(年数は勤続年)　
　20年／23.03月分、25年／32.83月分、35年／46.55月分
　最高支給限度額／55.86月分
◇勧奨・定年退職基本額(年数は勤続年)
　20年／28.7875月分、25年／38.955月分、35年／55.86月分
◇最高支給限度額／55.86月分

＊在職区分に応じて定める調整月額(0円～4万5千850円)の60月分を、基本額に加算。
＊24年度の1人当たりの平均支給額(平均勤続年数34年9月)は、2千443万4千円です。

一般行政職の級別職員数(平成25年4月1日現在)

　職員の給料は職務と責任の程度などに応じて区分しています。一般行政職の職員は1級?8級に区分した「行政職給料表(1)」が適用されます。
■区分、職務内容、職員数
【1級ﾉ主事、技師】62人(全体の5.３％)
【2級ﾉ主事、技師】60人(全体の5.2％)
【３級ﾉ主事、技師】198人(全体の17.1％)
【３級ﾉ主査】64人(全体の5.5％)
【4級ﾉ主事、技師】21人(全体の1.8％)
【4級ﾉ主査】215人(全体の18.5％)
【4級ﾉ主席主査】235人(全体の20.2％)
【5級ﾉ課長補佐】140人(全体の12.1％)
【6級ﾉ課長】119人(全体の10.2％)
【7級ﾉ次長】32人(全体の2.8％)
【8級ﾉ部長】15人(全体の1.３％)

特別職の給料・報酬(平成25年4月1日現在)

■市長の給料月額
　105万5千700円(117万３千円)
■副市長の給料月額
　85万4千50円(89万9千円)
　＊本来の給料月額(かっこ内の額)から、市長は10％、副市長は5％を減額しています。
■議長の報酬月額
　70万4千円
■副議長の報酬月額
　65万5千円
■議員の報酬月額
　62万5千円

＜期末手当の算定方法＞
給料月額等×100分の120×支給割合
…支給割合は6月期が1.4月分(議長、副議長、議員は1.375月分)、12月期が1.55月分で合計2.95月分。
＊市長は算定額から10％、副市長は5％を減額しています。

職員の「定員適正化計画」を進めています

　秋田市では、効率的な市政運営を目的に職員数を管理する「第4次秋田市定員適正化計画」を平成23年３月に策定しました。この計画では、平成22年度職員数3,263人を、平成27年4月1日までの5年間で2,963人にすることにしています。
　平成25年度の職員数は3,040人で、前年度より99人減少しました。各部門の職員数は次のとおりです。

●各部門の職員数と増減数
◇一般行政→1,424人(ー56)
　内訳…議会17人(ー1)、総務389人(ー24)、税務109人(ー1)、
　民生298人(ー13)、衛生264人(ー9)、労働4人(±0)、
　農林水産63人(ー2)、商工37人(＋6)、土木243人(ー12)
◇特別行政→834人(ー35人)
　内訳…教育432人(ー35人)、消防402人(±0)
◇公営企業など→782人(ー8)
　内訳…病院468人(ー8)、水道127人(＋1)、
　下水道79人(ー1)、その他108人(±0)
＊( )内は、前年度との比較増減数。

＊職員数は、一般職に属する人数です。地方公務員の身分を有する休職者、派遣職員などを含み、臨時職員、非常勤職員は除きます。