※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年12月6日号

あなたの“思い”で支え合う

介護保険


 秋田市の要介護・要支援認定者数は、今年3月末現在で1万7千853人です。その割合は、市の65歳以上の高齢者人口約8万1千人に対し、ほぼ5人に1人。それに伴い、介護保険サービスに係る事業費も年々増え続けています。
介護保険課tel(866)2069

●秋田市のおもな介護サービスの利用件数(平成24年度)

平成24年度 秋田市の概況

 昨年度、秋田市で介護サービスに使われたお金は約248億5千万円で、平成23年度に比べて6.8%増え、介護保険制度が始まった平成12年度(約96億円)の約2.6倍になります。その内訳は、在宅サービスの費用が全体の6割以上を占め(グラフ(1)(2)参照)、その中でもショートステイの利用が増え続けています。
 介護保険は、40歳以上の市民全員で保険料を負担し合います。現在は介護が必要ないかたも、将来介護が必要になった時にサービスを受けられるようにつくられた“支え合い”“助け合い”の制度です。
 介護サービスに要する費用(グラフ(3)参照)は、半分を国・県・市の公費(税金)で、残り半分を第一号被保険者(65歳以上)と第二号被保険者(40歳〜64歳)の保険料で負担しています。そのうち、第二号被保険者から納めていただいている保険料が約3割を占め、介護保険を運営していく大きな支えになっています。

(1)介護サービスに使われたお金

在宅サービスが全体の6割

(2)事業費の推移(過去3年)

前年度より約16億円増

(3)介護サービス事業費の負担割合

第2号被保険者が大きな支え

保険料の納付方法をご確認ください

 介護保険料の滞納が続くと、介護サービスを利用するときの負担が、本来の1割ではなく3割になる場合があります。これは、滞納がないかたとの公平を図るためのルールで、滞納のまま時効になった金額などにより、割り増しとなる期間が決まります。
 保険料が特別徴収(年金から引き落とし)のかたでも、下段太字のような場合は、一時的に普通徴収(金融機関などでの窓口納付)になります。
●年間の保険料が減額になった
●年金が一時差し止めになった
●年度の途中で、65歳になった
●他市町村から転入した…など
 高齢のかたは、納付方法が引き落としから窓口納付に変わったことに気付かず、納め忘れてしまうことがあります。ご家族も保険料の納付方法を確認しておきましょう。
 窓口で納付しているかたには納付の手間が省け、納め忘れがない便利な口座振替をおすすめします。納入通知書、預貯金通帳と印鑑を持って金融機関の窓口でお申し込みいただけます。


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