※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2014年1月17日号

メタボと糖尿病

まだ大丈夫…ではありません〜早めが肝心、糖尿病予防〜

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 特定健診課tel(866)8903


 検診の結果、「糖尿病の気がある」とか、「一歩手前など」と言われたことはありませんか。それを「まだ大丈夫」と安心してはいけません。基準値を超えたのは、“このままの生活では、もうすぐ糖尿病になりますよ”という体からの警告です。糖尿病にならないために、今すぐ生活習慣の改善に取り組みましょう。

■糖尿病とは…

すい臓で作られるインスリンは、血糖値を下げる働きをする唯一のホルモンです。インスリンの分泌量不足などで血液中にブドウ糖などの量が増えて、慢性的に高血糖になった状態が糖尿病です。初期段階では症状もなく進行しますが、そのまま放置すると、腎症や網膜症などの合併症を引き起こします

■糖尿病とメタボの深い関係…

内臓脂肪は、ただ内臓のまわりに脂肪がたまるだけではなく、そこから悪玉のホルモンが分泌され悪さをすることで、インスリンの働きを弱め、やがて糖尿病へと進行させます。メタボ予防は、糖尿病予防にもつながります

生活習慣の改善ポイント

●1日3食、規則正しく
 …食事は一汁二菜(または三菜)でバランスよく。また、毎食野菜を食べ、野菜から先に食べる習慣をつけましょう
●お菓子とアルコールは控えめに
 …お菓子は食間ではなく食後に少量を。お酒は1日1合が適量。週2日は休肝日を設けましょう
●運動をはじめよう
 …食後、1〜2時間後の運動がおすすめです
●体重記録をつけてみよう
 …体重の増減を数字で確認しましょう。食事内容や歩数なども記録すると効果的です


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