※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2014年3月7日号

すべては患者さんの笑顔のために

4月から市立秋田総合病院が地方独立行政法人に移行します


 市立秋田総合病院は、診療報酬の改定による病院経営への影響や、医療の専門化・高度化に伴う職員不足などの課題に対応するため、4月1日から「地方独立行政法人」へ移行します。
 市は、法人に100%出資し、病院の中期目標を策定するなど、病院が法人化しても設置者として、その関わりは継続していきます。
病院法人移行準備室tel(823)4171
http://www.city.akita.akita.jp/city/hcsp/

地方独立行政法人…公共上の視点から、その地域で確実に実施される必要がある事業(病院、公立大学など)のうち、地方公共団体が直接実施する必要はないが、民間に委ねると適切に実施されないおそれがあるものを、効率的かつ効果的に行うために、地方公共団体が設立する法人のこと。

地方独立行政法人化のメリット

◆必要な職員を採用できることにより、さらに良質で安全な医療を提供できます
◆法人が事務職員を独自に採用でき、専門的な知識や技術の蓄積が可能となり、経営・企画力などが向上するため、経営体制の強化が図られます
◆複数年契約など、多様な契約手法の導入が可能となり、経営の効率化が図られます

より良い医療の現場をめざして…

●小松眞史病院長
 市立病院の存在意義は、「市民のための病院」であることです。当院が今後も市民のみなさんにとってなくてはならない病院であるために、「患者さんのニーズがすべてに優先する」という、患者第一主義を職員の共通認識として実践します。
 また、「すべては患者さんの笑顔のために」を病院のキャッチフレーズに掲げ、当院の機能を患者さん一人ひとりのために結集させ、本人やご家族と力を合わせ新しい市立病院を創っていけたらと考えます。

●吹谷由美子看護部長
 私たちは、自ら仕事上の問題を見つけ、それを改善できる職員の育成に努めています。また、認定看護師などの資格を取得するための支援を行うなど、質の高い看護の提供をめざしています。
 医師・薬剤師などのスタッフとも連携して、いま以上に看護体制の充実を図り、患者さんを全力でサポートしますのでご安心ください。

4月から病児保育室を開設

 市立病院では、お子さんが病気の際、何日も仕事を休めない保護者のため、看護師などがお子さんを一時的に保育する専用の病児保育室を、4月1日(火)から開設します。
 場所は、病院東側にある第3駐車場横。おおむね10歳までの病気のお子さんが対象です。

◆開設時間/平日の午前7時〜午後6時(休日、年末年始を除く)
◆対象疾患/通常の外来で治療可能な病気。ただし、麻しん、流行性結膜炎を除く
◆利用料/1回2千円(所得による減免があります)
◆利用定員/1日最大10人(月齢・病状により定員未満で締め切る場合があります)

*食事は、病状やアレルギー症状など、お子さんに応じた弁当をお持ちください。希望者には給食(有料)も。

★利用登録が必要です
 市立病院1階総務課または市立病院ホームページにある利用登録票に記入し、3月10日(月)以降の平日の午前9時〜午後5時に同総務課(4月1日(火)以降は病児保育室)へお申し込みください。
*利用の際は、かかりつけ医の診察を受けて利用連絡票を記載してもらい、左記の電話へご予約ください。

●利用予約・問い合わせ
 市立病院総務課tel(823)4171
 4月1日(火)以降は病児保育室tel(883)1520


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