※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2014年4月18日号

平成25年度 道路除排雪のまとめ

みなさんのご協力で
新たな取り組みも円滑に!



 市では、この冬、新たな「ゆき総合対策基本計画」に基づき、市民、委託業者、行政が一体となった除排雪に取り組みました。前年度に比べ、雪の少ない冬になりましたが、みなさんのご協力で大きな混乱もなくこの冬を乗り切ることができました。
●問い合わせ
 道路維持課tel(864)3643

平成25年度の数値 *〈 〉内は平成24年度の数値。

■累積降雪量→338cm〈383cm〉
■最大積雪深→41cm(1月22日に記録)〈68cm〉
■真冬日→10日〈17日〉
■除排雪への要望・苦情など→5,983件〈17,694件〉
■除排雪作業の稼働日数→旧秋田市…53日〈84日〉、河辺…52日〈56日〉、雄和…63日〈66日〉
■除排雪経費→約23億8,000万円〈36億4,300万円〉
*累積降雪量、最大積雪深、真冬日は、秋田地方気象台のデータです。

除雪ボランティアも活躍(1月27日)

◆平成25年度は、市内の最大積雪深が前年度より27センチ少ない41センチ。真冬日も前年度より7日少ない10日となりました。
 気温はほぼ平年並でしたが、1月末には降雨や最高気温が11.5度を記録する日があり、積雪深を一気に減らしたものの、2月上旬には5日連続で真冬日が続くなど気象変化の激しい冬になりました。
 除排雪作業の稼働日数は、旧秋田市地域では53日(前年度は84日)と減少しましたが、降雪量が多い河辺・雄和地域では前年度並の稼働日数となりました。

◆市では、新たな基本計画に基づき初期除雪の徹底を図り、まとまった降雪があった12月13日と1月11日に全市一斉除雪を行ったほか、暖気や降雨により路面状況が悪化した1月25日と2月18日には、全市的に生活道路の除排雪作業も行いました。
 また、迅速な除排雪対応や的確な情報収集のため、コールセンターの開設や道路パトロールの強化、人工衛星を活用し、位置情報を把握できるGPSを活用した除排雪作業の情報発信などを行いました。
 コールセンターに寄せられた要望・苦情などは5,983件で前年度の約3分の1に。急な降雪などで、電話がつながりにくい状態になった際は回線を増やして対応しました。
 また、排雪作業の効率化のため、東部地域(柳田、太平八田)に新たに堆雪場を設置したことにより、同地区除排雪業者のトラックの稼働効率が上がり、作業時間の短縮を図ることができました。

◆市民協働による除排雪の取り組みへの支援も強化しました。地域の除雪で使われた個人所有の小型除雪機への燃料支給は122件、地域の小規模堆雪場(固定資産税の一部を減免)用の土地提供には36件(合計約1万800平方メートル)の申し入れがありました。
 さらに、1月13日に行った「市民一斉除雪デー」には、子どもから大人まで、約2千900人が参加し、通学路の雪寄せに一緒に汗を流すなど、新たなゆき対策への取り組みが、市民のみなさんのご理解のもと円滑に進められ、この冬を乗り切ることができました。
 今後、これらの取り組みを検証し、より市民生活の安全安心を確保する除排雪体制の整備に努めますので、引き続きみなさんのご協力をお願いします。


秋田市の降雪量グラフ(秋田地方気象台データ)


市民一斉除雪デーでは、地域の絆が強まりました(写真は日新小学校区内)


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