※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2014年6月20日号

6月23日(月)〜29日(日)は

「男女共同参画週間」

今年度のキャッチフレーズ“家事場のパパヂカラ”


 女性のためのものと思われがちな「男女共同参画」。実は男性にも身近な問題です。男性だからという意識が重荷になり、ストレスを感じたことはありませんか?
 男は仕事、男は強くなければならないなど、性別による役割の固定化を改め、“男性にとっての男女共同参画”を考えてみましょう。
市民協働・地域分権推進課tel(866)2785

●秋田市ホームページ
http://www.city.akita.akita.jp/City/copr/danjyo/
●内閣府ホームページ
http://www.gender.go.jp/policy/men_danjo/

★男女共生パネル展&関連図書展を
 中央図書館明徳館1階ギャラリーで6月29日(日)まで開催中!

時代は仕事と生活の調和へ

 高度経済成長期、日本は「男は仕事、女は家庭」という役割分担により発展してきました。しかし、意識の変化や非正規雇用の増加などに伴い、女性も働いて収入を得る時代になりました。共働きが増えているこれからは、男女がパートナーとして、仕事も生活も充実させることが大切です。
 国の調査によると、平成27年度には国民の4人に1人が65歳以上の高齢者となり、働き盛り世代3人で1人の高齢者を支える社会になります。家族の介護を理由に離・転職するかたも増えており、その割合は男性が2割、女性が8割です。これからは、男女とも、仕事をやめずに介護できるような働き方が必要です。

男性も頑張りすぎないで

 国の調査によると、結婚相手に求める条件のうち「経済力」については、女性に対して約10%、男性に対しては約70%になっています。経済的責任は男性が担うべきという意識は、晩婚化、非婚化の一因に…。男性も頑張りすぎず、仕事も家庭も協力しあうことが、お互いの暮らしやすさにつながります。
 さらに、既婚男性で「他人に弱音を吐くことがある」と回答した人は3割弱。これは、男性の心の病や自殺の多さの一因とも言われています。一方、既婚女性で「夫には、悩みがあったら気軽に誰かに相談してほしい」と回答した人は約6割。我慢せずに、自分の気持ちや悩みを誰かに伝えることが、みんなの幸せにつながります。
●男性自身が「男らしさの縛り」を解消し、仕事だけでなく、個人の生活や家庭、地域活動など、たくさんの楽しみを持ち、充実させることができれば人生はもっと豊かになります。男女が互いに支え合い、自分らしく生きていける社会、それが男女共同参画社会です。
男女共生出張講座
町内会やグループの勉強会、PTAや職場の研修会などへ、無料で講師を派遣します。詳しくは市民協働・地域分権推進課へ。tel(866)2785
■講座例  「男女共生ってなに?」「成長期の子どもの心への関わり方」「自分も相手も大切にするコミュニケーション」


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