※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2015年7月17日号

キラリ

女子力全開!6次産業化



 最近気になるキーワード「女子力」。さまざまな場面で大切な役割を担い、活動している女性パワーは頼もしい限りです。
 市が取り組みを進める6次産業化の現場でも、今まさに“女子力全開”で地域の農業を盛り上げているみなさんがいます!
●農林総務課6次産業担当tel(866)2115
http://www.city.akita.akita.jp/city/ag/mn/6ji/6jitop.htm

 上の写真は、市の6次産業化事業などを通して交流を深めるようになったグループで、名付けて「Ane Komachi」(アネコマチ)。普段は、それぞれが農業に従事しながら、お互いに情報を交換し、女性ならではの視点でアイデアを出し合うなど、よりよいモノづくりをめざしています。
 そんなみなさんのプロフィールをちょっとご紹介します。

(写真右から)
高橋ますみさん
 就農6年目。水稲だけでなく畑作の規模を拡大するなど、園芸作物の増産も進めています。将来的に、地元地域(下北手)で農家カフェを営業したい考えも。「Ane Komachi」の代表です
柏谷美貴さん
 実家が稲作農家のご主人と結婚して9年。昨年、自宅敷地内(下新城)に加工所「工房わかなえ」を新設し、米粉のシフォンケーキやおこわ類を製造・販売しています
柳 智仁(りゅう ちいん)さん
 農業法人(株)上新城ノーザンビレッジの社員として、現在、無農薬でブルーベリー、野菜、そばなどを栽培しています。最近の話題はこちらのページへ。 
相場美緒さん
 祖父から農業経営を譲り受け、ご主人と共に経営しています。野菜(枝豆、ミニトマト、オクラなど)を少量多品目栽培しているほか、米を生産しています
小黒(おぐろ)聖子さん/
 今春、兼業農家である実家の敷地内(上北手)に、加工所「工房むすび(結)」を新設。米や野菜を使った、おこわやキムチなどを製造・販売しています
武藤恭子さん
 農業に従事して10年、ご主人も今年から本格的に就農しました。将来は自宅敷地内に加工所と直売所を併設し、さまざまな加工品を作りたいと考えています

 6次産業化に花を添える、笑顔が素敵な6人。若手女性同士が、農業への“思い”を共有し、がっちりスクラムを組むことで、より前向きにいきいきと現場を盛り上げてくれそうな気がします。
 そんな、「Ane Komachi」のみなさんの今後の活躍に期待大です!

6次産業化
 農畜産物や水産物などの生産(1次産業)と加工(2次産業)、販売(3次産業)を一体化し、農林水産業を中心に、地域で新たな付加価値を生み出そうとする試みのことです。
 秋田市内の農山漁村にある豊富な地域資源と各種産業とを結びつけ、新たな地域ビジネスや販路拡大などを図り、所得の向上と地域内の雇用創出につなげます。

「農業女子会」始めます♪

 市では、女性農業者、農家のお嫁さん、農業を勉強している学生など、農業に携わる若手女性を中心とした、6次産業化をめざす「農業女子会」のメンバーを募集します。
 仲間とのネットワークをつくりたい、情報収集がしたい、1人だと不安だけどみんなでやれば面白そうなど、まずは気軽にご参加ください。
 意見交換会、先進的な取り組みの調査・研究、加工・販売の研修などを通して、いろいろな面から「農業女子」が将来的に起業できるようサポートします!
 詳しくは、農林総務課6次産業担当へお問い合わせください。

平成27年度 国際文化講演会
女子パワーによる6次産業化

*入場無料 先着200人

高木美保さん

日時/8月5日(水)午後2時〜4時
会場/エリアなかいち・にぎわい交流館3階多目的ホール
 大森山動物園の名誉園長でもある女優の高木美保さんによる、「農は生命(いのち)の源」と題した基調講演と、「女子パワーによる6次産業化」をテーマにしたパネルディスカッションを行います。どなたでも入場できます。ぜひお越しください。
●パネリスト(敬称略)
 高木美保、武藤恭子(農業者)、柏谷美貴(工房わかなえ)、柳 智仁(上新城ノーザンビレッジ社員)、タベルスキ マイケル(ポルミート代表)
●申し込み
 7月21日(火)午前8時30分から農林総務課 6次産業担当tel(866)2115

高校生・大学生のプロジェクトも進行中!

 市では、学生たちの若い感性を活かした、6次産業化のプロジェクトを進めています。もちろんこちらも、あふれ出す「女子力」が欠かせません!

17歳の6次産業化プロジェクト
 金足農業、秋田商業、秋田工業の2年生が、地元農産品を活用した商品開発に取り組むこのプロジェクト。4期目となる今回もメンバー27人(女子23人、男子4人)が、来年秋の商品発売に向けて日々奮闘中!

土産品開発プロジェクト
 昨年度に引き続き、このプロジェクトに参加しているのは国際教養大学の学生のみなさん。現在、10人(女子8人、男子2人)が、新たな秋田の定番お土産の開発に試行錯誤を重ねています。商品は来年春発表の予定。みなさんお楽しみに〜

みなさん、各プロジェクトに参加しているメンバーです♪

6次産業化特集の続き 「Ane Komachi」“みのりあ”へ行く!のページへ


©2015秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp