※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2015年8月21日号

みんなでワイワイ

井戸端市民通信


教えて地域の話題


「地の輪」「知の和」で高齢者のいきがいを作る“飯島塾”

塾頭の野中さん
東京藝術大学生の桂隼人さんが作ったロゴマーク

飯島地区コミュニティセンターで7月15日、「飯島塾」の開講式と第1回学習会が開催されました。この塾は、飯島地区に住む50歳以上のかたを対象に、学びながら塾生同士の交流を深めるために立ち上げられました。
 塾頭の野中和郎さんは「飯島のかたに限定したのは、他の地域でも同じような活動が生まれるよう起爆剤にしたかったからです。各地域で独自性のある活動が起こることが、市全体の活性化につながると思います。退職したかたが引きこもらず、今までの経験を元に学ぶことが生きがいにつながり、それが地域に恩返しする行動力になれば」と、期待を込めて話してくれました。
 なお、9月16日(水)開催の第3回学習会は、どなたでも参加できる公開講座です。会場は飯島地区コミセン、時間は午前10時からです。テーマは「美空ひばり『悲しい酒』考」。直接会場へどうぞ(車での来場はご遠慮ください)。
1回目は大森山動物園・
小松園長が講話
塾生は81人。時に笑顔を交えつつ、
学ぶ姿勢は真剣です
* 「飯島塾 」は秋田市の地域づくり交付金を活用しています

そばの種まきを体験したよ!


大きくなってね♪

農業法人(株)上新城ノーザンビレッジが、上新城の畑で、そばの種まき体験を行いました。地域交流として企画されたこのイベントに参加したのはみなさん親子連れ。前日までの雨で畑はぬかるんでいたものの、子どもたちは丁寧に種をまいていました。収穫は10月中旬頃だそうです。
 その後、参加者は旧上新城中学校に移動し、昨年地域で栽培したそばの実の石臼挽きなどにも挑戦。できあがったそばを、みんなで美味しくいただきました。

ひと言コロコロ

如斯亭の修復工事現場見学会
 7月29日、国指定名勝「旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭)庭園」の修復工事現場が公開され、参加したみなさんは如斯亭の概要や主屋の半解体修理の手順などの説明を熱心に聞いていました。
 工事は平成29年2月に完了。29年度の公開を予定しています。
年代物の貴重な木材や釘に感心しました

見学会に参加した阿部秀二さん、カヨ子さんとお孫さんの莉桜ちゃん(中央)
 如斯亭の前を通ったことはありましたが、内部を見学したことがなかったので、今回、興味があり参加しました。江戸時代の木材や釘などを直に見られて驚きです。どう修復されるのか楽しみなので、完成後もぜひ訪れたいです。 
使われている木材や釘などの年代を確認しながら修復しています

ちょっと一息 読者の伝言板

●女子力全開のAne Komachi(アネコマチ)のみなさん、若くて美しいかたばかり!! 頼もしいです。感動して広報あきたの表紙にしばし見とれてしまいました。6次産業化の原動力、応援しています(ゆうわのバアー 75歳・雄和)

●“女子力”国を挙げて女性の活躍が取り沙汰されており、まさに秋田には女性パワーが必要ではないかと感じています。女性が頑張れば、負けじと男性も頑張る。相乗効果で市・県、ひいては日本が明るく元気になることを期待しています。俺も頑張ります(くるのじじ 51歳・高陽)

●いつも市民市場の行きつけの店しか行ってないので、次は(広報で紹介した)「チャレンジショップ」にも行きます(小林晶子さん 37歳・御所野)

●4月に埼玉から秋田に引っ越してきたのですが、こんなに市でいろいろなイベントが開催されている秋田市はすごいと思います。今、妊娠中ですが、両親学級も広報あきたで知り、来週参加予定です。子どもが生まれてからも、初めての子育てなのですが、交流ひろばなどを利用したいです(ひろみとみすず 37歳・将軍野)

●息子夫婦は生粋の秋田県人なのですが、転勤族なので、孫は尼崎市で生まれ、現在は横浜市に住んでいます。孫の古里が一体どこになるのか心配しています (取越苦労 62歳・下北手)

●北国秋田に祭りの夏到来! すいか、枝豆などおいしい秋田を全国に知ってほしくて、仲間や友人に送っています(ミックス猫 66歳・豊岩)

●大家さんからおいしい野菜をいつももらっています。日持ちが全然違います。幸せです
(招き猫 65歳・飯島)

地域の伝統芸能の披露に拍手喝采!

 市内各地区で継承されている民俗芸能が一堂に会する、恒例の「民俗芸能合同発表会」が、7月26日、民俗芸能伝承館で行われました。
 今年は、踊りや演奏などで8団体が参加。子どもたちが披露する演目もあり、日頃の練習の成果に、観客から大きな拍手が送られていました。
山谷番楽(太平)
萱ヶ沢番楽(雄和)

担当から


歴代市長の写真の前で(2階議場棟につながる通路付近)
“現庁舎と一緒”シリーズ

 阿仁出身の私も、幼少期には根子番楽を舞っていました。伝統芸能は脈々と受け継がれて来た地域の宝。地域への愛着や誇りにもつながる素晴らしいものです。秋田市にも多く伝わる伝統芸能を、これからも後生に受け継いで行きたいですね(山田)


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