※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年2月19日号

シリーズ 5月6日(金)オープン!

庁舎 Coming Soon

カミングスーン〜まもなく〜


 市役所新庁舎の“柱”となる、建設にあたっての5つの基本コンセプトをシリーズで紹介します。今回は3回目。
新庁舎建設室tel(866)8915

環境共生へ取り組む地球にやさしい庁舎

 「環境立市あきた」の実現に向け、太陽光・地中熱の利用や自然採光、通風など、自然のエネルギーを積極的に活用しています。

太陽光と地中熱を利用


 新庁舎屋上には、太陽光発電設備(写真上)を約72kw設置しています。また、一年を通して温度が一定な地中熱を利用するため、地下約100メートルまで配管(写真下)を埋め込み、夏は冷房、冬は暖房や融雪に活用します。

BEMSによるエネルギーの最適化

 BEMSは、建物の使用エネルギーや室内環境に関する情報を一元的に管理し、省エネルギーに役立てるシステムのこと。新庁舎では、使用エネルギーをリアルタイムで確認し、自動的に最も省エネルギーな運転制御を行います。

吹き抜けによる自然採光と通風

 1階にある「市民の座」は、天井までの吹き抜けです。庁舎中央にトップライト(天窓・左写真)を設けることで、自然光を取り入れるとともに、温度差を感知して自然開閉する窓で風の通りを確保します。

格子に秋田杉を使用

<情報プラス>

その(1)安心してください…
 トップライトのガラスは、厚さ約4センチの複層ガラス。広報あきた約50冊分の厚さがある、衝撃に強く安全性が高いガラスです。ご安心を。

その(2)雨水をトイレの洗浄水に利用
 新庁舎では建物の屋根に降った雨水を地下に貯めて、トイレの洗浄水として利用します。これにより水道使用量を削減できるほか、災害が発生し万が一水道が使用できなくなった場合でも、トイレが使えるよう配慮しています。


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