※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年5月6日号

「県民会館・市文化会館の建替による県・市連携文化施設整備方針」を策定

文化を創造する
文化に触れる
にぎわいを生む


 県と市では、老朽化が進む県民会館と市文化会館のそれぞれの機能を受け継ぎつつ、一つの施設に再編整備するための検討を平成25年度から進めてきましたが、このたびその方向性を示す整備方針を策定しました。

 人口減少が進む中、県と市が協働で、二つの施設を一つに集約し、施設の運営管理にあたることで、施設の広範な利用が可能になるほか、整備費の大幅な縮減も図られます。
 「県民会館・市文化会館の建替による県・市連携文化施設整備方針」は、文化団体や県民・市民との意見交換会、パブリックコメント(意見募集)などを踏まえ、県・市が策定したものです。今年度は、この整備方針に基づいて、施設の整備計画を策定する予定としています。
 整備方針は、企画調整課(新庁舎4階。下記の同課ホームページでも)、県文化振興課(県庁第二庁舎6階)でご覧いただけます。
http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/mn/bunkashisetsu/seibihoushin/

<問>企画調整課tel(866)2032
■5月2日(月)からtel(888)5462

文化施設の役割

◆文化創造に向けた取り組みの活発化
◆文化に触れる機会の拡充
◆人が集う「場」を創出することで、地域の活性化に貢献

おもな施設の機能

(1)ホール機能
 高機能型ホール…2千席
 舞台芸術型ホール…800席(1階のみで小規模な催しにも対応)

 これまで県内で開催できなかった有名アーティストの公演が可能になります。また、2つのホールを利用することで3千人規模のコンベンション(大会・会議)へ対応できるようになります。
(2)文化創造機能
 制作室・打ち合わせ室…制作スタッフなどが、作業や会議に使用できます
 稽古場…舞踏・演劇など、比較的小規模なパフォーマンスにも対応できる照明設備などを備え、小ホール的な利活用にも対応できます
 練習室…稽古場より小規模で、音楽や演劇・ダンスなど、日常的な練習に利用できます

建設候補地

 次の点をふまえ、現在の県民会館がある場所(約1万3千平方メートル)を選定しました。
◆十分な広さ(1万平方メートル以上)の用地を容易に確保できる
◆県内外からの交通の便がよい
◆宿泊施設が周辺にあるなど、全国規模の会議・大会が開催しやすい立地である
◆他の文化施設との連携が容易である
◆防災上の安全性が高い
県民会館
市文化会館

概算事業費(県・市の合計での推計額)

整備費/約200億円
運営管理費/年約4億円

整備スケジュール

平成28年度・現況測量/整備計画策定
  29年度・基本設計・実施設計・運営管理計画策定(30年度まで)
  31年度・県民会館解体
  32年度・建設工事着手(33年度まで)
  34年度・開館予定


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