※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2016年8月5日号

秋田市版“ネウボラ”始まります!


妊娠から子育てまでをしっかりサポート!

 秋田市の昨年の出生数は2,142人でした。市では、妊婦さんや子育て世代のすべてのみなさんが孤立感を抱くことなく、安心して育児ができるよう、妊娠から子育てまで切れ目のない支援を提供する事業「秋田市版ネウボラ」を10月から実施します。

子ども健康課tel(883)1175
(八橋南一丁目8-3 市保健所2階)

「ネウボラ」って何?

 「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談する場」という意味です。フィンランドの子育て支援制度では、妊娠から就学まで1人の助産師や保健師が「かかりつけ」になって相談に応じます。
 市では、これらフィンランドの取り組みを参考に、「秋田市版ネウボラ」を子ども健康課に設置し、より安心して育児ができる環境づくりに取り組むこととしました。

助産師による相談を始めています

 子ども健康課ではすでに、母子保健コーディネーター(助産師)が中心となり、同課で妊娠の届け出をした際に面談を行い、疑問や質問、困りごとがないかをお聴きしています。その上で、産前・産後に利用できるサービスの紹介なども行います。
 「産後の育児サポートが心配」「妊娠中に気をつけることは?」「上の子の育児も心配」など、妊娠・出産・育児に関することならなんでもご相談いただけます。
 なお、市民課、各市民サービスセンターなどで妊娠の届け出をしたかたも、その際に配布される母子健康手帳セットを持って、子ども健康課へおいでいただければ相談に応じています(電話相談もOKです)。

さまざまな機関との協力体制を強化します

 妊婦さんや子育て世代などが抱く不安を少しでも解消するため、その人に合った、より良いサービスを提供していくことが、母子保健コーディネーターの役割になります。
 今後は、保健・医療・福祉など、さまざまな機関で行われている産前・産後に関わる取り組みについての協力体制を強化し、妊娠・出産・育児の切れ目のない支援が行えるようにしていきます。


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