※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年1月6日号

かるた風 2017-2018

秋田市の事業

(平成29年度)



今年はどんな年?

 2017年がスタートしました。みなさん、今年の目標は決めましたか?
 秋田市では、市庁舎の周辺整備やねんりんピックの開催など、気になる事業が引き続き目白押しです。お正月気分がちょっぴり抜けないあなたに、平成29年度に予定されている、あの事業この事業をダイジェストでお知らせします!

<12月完成>
駐車場、市民の広場完成で緑あふれるみんなの庁舎


平成29年12月頃の庁舎周辺図

 昨年5月に開庁した新庁舎。現在は、旧庁舎が建っていた場所の整備が進められており、今夏、「市民の広場」が完成する予定です。普段は憩いの場として、また、イベントなども開催可能で、にぎわいの場としての活用も期待されます。
 その他、駐車場の整備も行っており、完成時には約320台分が確保されることになります。これらを含めた新庁舎周辺の整備が完了するのは12月。引き続き、駐車場の混雑緩和のため、ご来庁の際は、できるだけ公共交通機関の利用や自家用車に乗り合わせてお越しいただくよう、ご協力をお願いします。
新庁舎建設室tel(888)5446 

<4月開学>
芸術学ぶキャンパスに人材育てる大学院開学

 秋田公立美術大学が開学して5年目となるこの4月、新たに大学院を開設します。「複合芸術研究科」が設置され、芸術表現の創造・研究を行うほか、アート・デザインによる地域振興や課題解決に貢献できる人材の育成をめざします。
企画調整課公立大学法人担当tel(888)5465

市民協働+まちづくり
新たな拠点が動き出す!


↑イベント「秋田のガラス・プロジェクト」で
 行政と市民が「住み続けたいまち」をともに作り上げる「市民協働」の取り組みが、いよいよ、まちづくり拠点施設という“かたち”になり実を結びます。 新屋地区は7月、土崎地区は来年3月の開館予定です。
企画調整課まちづくり担当tel(888)5462

<7月完成>
(仮称)秋田市新屋ガラス工房


完成予想図

施設整備のコンセプト(考え方)
「芸術と文化が薫るまち新屋」の実現に向けた『歴史・文化の継承』『ものづくりの精神の伝承』ができる拠点
おもな施設機能 ガラス工房/ギャラリー/カフェ・ショップ など
所在地 新屋表町の新政酒造新屋工場跡地


新しい工房での作品づくりが楽しみ♪

イベント「秋田のガラス・プロジェクト」に参加した、伊藤香織さん(飯島・左)・永井美香さん(新屋)
 ガラス作品づくりは、昨年参加した吹きガラス体験がきっかけです。出来上がりを想像しながら作るのは難しいですが、自分でガラスの形を変えられたり、変わっていく過程を見るのが楽しくて続けています。2人とも今はまだコップ作りがほとんどですが、新しいガラス工房ではいろんな作品に挑戦したいですね。

<来年3月完成>
(仮称)土崎みなと歴史館


完成予想図

施設整備のコンセプト(考え方)
「土崎の歴史と文化を活かした 人づくり・まちづくり・にぎわいづくりの拠点」
おもな施設機能 土崎の歴史を伝える常設展示室/曳山展示ホール/空襲展示ホール など
所在地 土崎港西三丁目の旧土崎支所跡地


施設内には、土崎空襲を今に伝える旧日本石油秋田油槽所被爆倉庫の一部が移築されます。上は外観、左は倉庫内の様子


ねんりんピック秋田2017 ◆ 9月9日(土)→12日(火)

秋田市開催の競技と会場
★テニス=県立中央公園テニスコート
★ゴルフ=秋田カントリー倶楽部
★弓道=県立武道館
★水泳=県立総合プール
★サッカー=八橋運動公園
★太極拳=CNAアリーナ★あきた
★ダンススポーツ=県立体育館

大会PRキャラクター「んだッチ」 ©2015秋田県んだッチN0012

<9月開催>
年を重ねて技冴える!ねんりんピック今秋開催


上は太極拳、下はダンススポーツのリハーサル大会の様子
 60歳以上のかたを中心としたスポーツと文化の総合的な祭典「第30回 全国健康福祉祭あきた大会(ねんりんピック秋田2017)」が、9月に開催されます。
 全26種目のうち、秋田市での開催は7種目。ぜひ会場で、選手のみなさんに大きな声援をお送りください! 福祉総務課ねんりんピック推進室tel(888)5678

地元開催を追い風に、狙うは優勝!

昨年末、一つ森公園弓道場で行われた秋田市弓道連盟の“納射会”におじゃましました。左は、「ねんりんピック秋田2017」出場選手のうち、この日出席したメンバーのみなさん

 今回、弓道競技に出場する秋田県代表24人のうち12人が秋田市の選手です。昨年11月の選考会を勝ち上がった60代・70代・80代の実力者が、9月の本番に向け技を磨いています。
 2年連続の代表となった齊藤康正さん(60歳)は、「前回の長崎大会では、残念ながら決勝トーナメントに進むことができませんでした。今年は、地元開催ということもあり、選手も頼もしいみなさんばかり。ぜひ優勝を狙いたいです」と力強く話してくれました。

人と人、育む絆フォーエバー
気持ち伝わる国際交流


キナイ半島郡との高校生バレーボール交流(平成26年)
 秋田市は国内外の6都市と、友好・姉妹都市などの提携をしています。平成29年度はこのうち、中国・蘭州市と35周年、ロシア・ウラジオストク市およびアメリカ・アラスカ州キナイ半島郡とそれぞれ25周年、茨城県常陸太田市と40周年を迎えます。
 さらに、常陸太田市と秋田県仙北市の3市で結んだ、連携交流都市提携10周年にもあたり、各都市と記念事業を随時開催する予定です。企画調整課国際交流担当tel(888)5464

<8月開催>
秋田から世界に発信! 「青少年会議」

 8月には、友好・姉妹都市などから青少年を秋田市に招き、市内高校生と地球環境問題など、各都市が直面する共通の課題をテーマに話し合う「青少年会議」を開催する予定です。詳しくは、広報あきたで改めてお知らせします。

昨年11月に開催した、「ロシア歌と踊りのアンサンブル」で

<今秋公開>
藩主が愛した十五景
時代を超えて名園復活


(平成25年撮影)
巨鼇島

修復中の如斯亭(平成28年撮影)

 かねてより修復中だった、旧秋田藩主佐竹氏別邸「如斯亭」庭園(旭川南町)の工事が完了します。一般公開は今秋の予定。国の名勝にも指定されている庭園の美しい眺めが復活します。文化振興課tel(888)5607

如斯亭一口メモ
 もとは元禄年間(1688-1703年)に、3代藩主・佐竹義処からこの土地を与えられた近臣の大嶋小助が建てた別荘です。その後、藩に献上され、9代藩主・義和によって「如斯亭」と名付けられました。
 義和は、如斯亭を愛し、特に趣深い景観を“園内十五景”として儒者に選定させています。その中の、庭前にある「巨鼇島」といわれる大きな石は、紀州徳川家から贈られたと伝えられています。
園内十五景
夕陽坡、清風嶺、仁源泉、超雪谿、玉鑑池、佩玉矼、靄然軒、觀耕臺、紅霞洞、弓字徑、渇虎石、巨鼇島、星槎橋、幽琴澗、清音亭


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