※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年6月2日号

見開き特集保存版

6月は環境月間です
みんなで、できることから
ごみ減量に取り組みましょう!

問い合わせ/環境都市推進課tel(888)5708


人にも地球にもやさしいあきたをめざして

 市では年4回、家庭から出されるごみの割合などがどうなっているかを調べるため、「家庭ごみ組成調査」を行っています。
 平成28年度の調査では、家庭ごみの重量の52%は「生ごみ」、11%は「リサイクル可能な紙類」という結果が…。残念ながら、これらは減らせるごみです。ここに紹介する「今日から 誰でも 簡単に」できることを実践して、みんなでごみ減量に取り組みましょう!


平成28年度家庭ごみ組成調査の割合です→

生ごみはギュッと水切り10%オフ!

捨てる前の水分減らしが肝心
 生ごみを捨てる前に、ギュッ! とひとしぼりすると約10%の水分をカットでき、ごみのにおいも軽減します。ごみの水分が少ないと、処理に必要な燃料も少量に。今日から“ギュッとひとしぼり”を実践しましょう!

ひと工夫してみよう
→果物の皮、野菜くず、お茶がらなどは一晩置いて乾かす
→野菜は食べない部分を切ってから洗うと、余計な水分がごみに入りません

注目!
今年の8月は“オールあきた水切り月間”


 夏は、果物など水分の多い生ごみが増える季節。そこで、今年の8月は、みんなで生ごみの減量にいつも以上に取り組む、「オールあきた水切り月間」とします。
 みんなで“ギュッとひとしぼり”、ごみ減量に取り組もう!

ごみ減量のアイデアを募集
 みなさんが実践した水切りや乾燥による減量方法とその効果などを募集します。応募者全員に生ごみ減量グッズをプレゼントするほか、抽選で調理用具なども進呈!
 詳しくは、広報あきた8月4日号と同時配布するチラシをご覧ください。

きれいに食べて きれいな秋田に

さよなら! “食品ロス”
 家庭ごみ組成調査の結果、多くの食材が手つかずのまま捨てられていました。食べられるのに廃棄されている食品(食品ロス)は、日本で年間621万トン! これは、国連が飢餓に苦しむ人などに援助している食料援助量の約2倍です。食品ロスの削減は、国際的にも大きな課題になっています。
 「計画的に購入」「食べきれる量を調理」「おいしく食べきる」、これが大事な食べ物をごみにしない3つのポイントです。今すぐ実践しましょう。

(1)計画的に購入する
 安いからと購入し、食べきれずに腐らせてしまうよりは、初めから食べきれる分だけ購入することが大切。ごみ減量は買い物の時から始まっています。

(2)食べきれる量を調理する
 ついつい作りすぎてしまって料理を残すのは、もったいない事。初めから「食べきれる量」を意識しながら調理しましょう。

(3)おいしく食べきる
 当たり前のことですが、これがなかなか難しい! 「出された料理はおいしく食べきる」という、ちょっとした心掛けが大切。

雑がみも大切な資源
家庭ごみには入れないで

雑がみのまとめ方と出し方
 雑がみは、使用済みの封筒や紙類に入れてためておきます。いっぱいになったら紙ひもでしばって、古紙の回収日に集積所へ出してください。

異物は古紙再生のじゃま者
 ビニールやセロハンなどの異物は取り除いてください。また、においのついた紙や油で汚れた紙はリサイクルできませんので、家庭ごみに出してください。リサイクルできない紙について詳しくは、「ごみの分け方・出し方手引き」をご覧ください。

What's ?!(ホワッツ?!)“雑がみ”

 「雑がみ」とは、家庭から出る古紙のうち、新聞・チラシ、段ボール、紙パックのどれにもあてはまらない、その他のリサイクルできる紙類のことです。
 雑がみも分別することで、資源としてお菓子の箱や絵本などに生まれ変わり、家庭ごみも減らすことができます。

This is(これが)“雑がみ”
◇食品やティッシュペーパーなどの空き箱(ビニール部分は外して)
◇使用済み封筒 ◇はがき ◇カタログ ◇教科書 ◇包装紙
◇トイレットペーパーの芯など

地域みんなで資源集団回収

集団回収に奨励金を交付
 町内会などの団体が資源の集団回収を行った場合、1回につき450円、空きびん・空き缶は1kgあたり1.5円、新聞・段ボール・紙パックは1kgあたり2円、雑誌・雑がみは1kgあたり6円の奨励金を交付します。
 集団回収は、ごみ減量や資源のリサイクルを進めるだけでなく、ものを大切にする心を育み、地域のコミュニティづくりにもつながります。町内会、子ども会、婦人会などで集団回収に取り組んでみませんか。

 新たに資源集団回収に取り組む場合は、市への団体登録が必要です。詳しくは環境都市推進課へお問い合わせください。

みんなで汗を流すと町内の絆も深まります!


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