※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年11月3日号

小・中学校の適正配置の検討

健やかに成長できる教育環境をめざして


 市では、少子化の進展により将来の児童・生徒数が減少しても、確かな学力を身に付け、心身が健やかに成長できる教育環境を確保・提供していくため、市民のみなさんと、将来の小・中学校のよりよいあり方(適正配置)について考えていくこととしています。

 市ではこれまでも、2つの学年が1つの教室で学ぶ「複式学級」がある学校を対象とした統廃合などを行ってきました。現在の学校数は、小学校41、中学校23になります。
 今後、さらに進む少子化に対応するため、昨年度、「秋田市小・中学校適正配置推進委員会」を設置し、全市的な観点から、学校の適正配置について検討を行い、基本的な考え方をまとめました。その概要は下記のとおりです。

何年後の将来を見据えるか?

◆2040年までに、児童・生徒数の大幅な減少が予測されています
◆長期的な視点で、将来の児童・生徒数を見据えて検討する必要があります

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将来も良好な教育環境を確保するため、2040年の児童・生徒数を想定した検討を今から行います


1校あたりの学級数は?

◆小学校・中学校とも、さまざまな集団が組みやすく、交流活動も実施しやすいこと、また、子ども同士の関係などから一定の規模を持つことが望ましいと考えます
◆加えて、中学校については、部活動の選択の幅が広がるメリットもあります

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学校の適正規模を12〜18学級とし、より望ましい学級数を18学級として検討を進めます


どのように配置を考えるか?

◆秋田市総合計画の7地域の区分を参考として、学校の配置や地域の状況を踏まえ、ブロック分けと想定される学校数を検討していきます
◆中学校区が小学校区より広域であること、また、一つの小学校から別々の中学校に進学する状況の解消が望ましいことから、中学校区から先に検討していきます

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秋田市をいくつかのブロックに分けた上で、地域の実情を勘案しながら検討します


 今年度、すでに市内各地で説明会を開催したところですが、引き続き、これらに対する市民のみなさんのご意見を募集しています。説明会の資料などが必要なかたは、学事課へお問い合わせいただくか、同課ホームページをご覧ください。
 今後、いただいたご意見を踏まえ、同推進委員会において「学校配置素案」の検討を進めていきます。 

問い合わせ
 学事課
 tel(888)5806 FAX(888)5804
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/sw/


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