※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年11月3日号

民生委員制度は今年で創設100周年です

民生委員・児童委員
あなたのまちの安心を支えます

 みなさんのお住まいの地区には必ず民生委員・児童委員がいます。地区の民生委員・児童委員を知りたい場合は、秋田市民生児童委員協議会(市役所2階の福祉総務課地域福祉推進室内)へお問い合わせください。
tel(888)5661
FAX(888)5658
Eメール ro-wfmn@city.akita.akita.jp

秋田市には民生委員・児童委員が697人います
お気軽にお声掛けください


10月13日の秋田市社会福祉大会に参加された民生委員・児童委員のみなさん

誰もが住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう支援します

 民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱された無報酬のボランティアです。全国共通の制度として、約23万人が全国どこのまちでも活動しています。その目的は、誰もが住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう支援し、安心して暮らせる地域社会づくりを進めることです。
 民生委員・児童委員は、地域に暮らすみなさんの身近な相談相手として、生活上の心配ごとや困りごと、医療や介護、子育ての不安などの相談に応じています。そして、その課題が解決できるよう、必要な支援への「つなぎ役」になります。
 また、地域に目を向け、定期的な訪問などを通じて、高齢者や障がい者がいる世帯、子どもたちの見守り活動なども行っています。

課題を解決できるよう寄り添います

 民生委員・児童委員を簡単に言うと、「福祉のことを知っている近所の人」です。専門的な技能や資格を持っているわけではなく、相談内容に応じて、必要な支援を受けられる専門機関などにつなぎ、課題を解決できるよう“寄り添い”ます。そのために行政や社会福祉協議会、学校などさまざまな機関と連携しています。
 なお、民生委員になることができる人は、民生委員法に定められていて、市町村ごとに設置される推薦会で、地域住民の中で、社会福祉に熱意のあるかたが選ばれます(任期は3年)。

ご自身のこと、あなたの周りのこと、ためらわずご相談を

「プライバシーが侵害される」「かまってほしくない」と、訪問を断るかたもいらっしゃいます。民生委員・児童委員には法律による“守秘義務”があり、相談内容が他の人に伝わることはありませんので、安心してご相談ください。
 また、あなた自身のことでなくても、ご近所で「毎晩、怒鳴り声と子どもの泣き声がするけど虐待かしら?」「○○さん、最近姿を見かけないけど大丈夫かしら?」と感じた場合なども、民生委員・児童委員にお声掛けください。あなたが民生委員・児童委員に連絡することで、早期の対応が可能になります。

こんな悩みはありませんか

生活の不安
・ひとり暮らしでさみしい
・高齢者二人で、何かあった時に不安
・災害が起こった時、避難するのを助けて欲しい

育児のこと
・子育てのことで相談できる人がいない
・子育てがうまくいかなくて不安
・子どもを叩いてしまいそう

介護のこと
・介護ばかりで自分の時間がない
・介護保険はどうやって使うの?
・おじいちゃんのために住宅を改修したいけど、お金がない

福祉サービスのこと
・困り事をどこに相談していいのか分からない
・障がい者手帳を申請したい
・配食サービスを使いたい

近所で気になることはありませんか

・○○さんの家に何日分も新聞がたまっている
・○○さんが、送りつけ商法の被害にあっているみたい
・○○さんの年金が同居の親族に使い込まれているみたい
・○○さんの家の怒鳴り声と子どもの泣き声がすごい
・○○さんの子どもが何日も服を替えていない

民生委員・児童委員にご相談を!


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