※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2017年12月1日号

児童の安全安心を見守り隊がサポート!

<問>学事課tel(888)5806


見守り隊のみなさんが、雨の日も風の日も、子どもたちの安全安心をサポートしてくれています(写真は日新小学区)

「おはよう!」「お帰り!」。小学校周辺の通学路から、今日も元気なあいさつが聞こえてきます。児童の安全な登下校をサポートしているのは地域の「見守り隊」「パトロール隊」のみなさんです。
 各地区で規模や形態は異なりますが、PTAや町内会、民生児童委員協議会などを中心に協力して活動を行っており、毎朝または下校時間に合わせ、おもに通学路の道路が狭くなっている場所や、交通量の多い道路を横断する場所などに立ち、声をかけコミュニケーションをとりながら、子どもたちの安全を確保しています。
 これからは、雪が降り道路の状態が悪化することなどから、より一層、見守り隊のサポートが心強く感じられる季節になります。

見守り隊の活動は、通学路の安全確保だけではなく、不審者が地域に入ってくることを防ぐ効果もあります。大人が登下校時に通学路に立ち、「この学区には地域ぐるみの監視の目がある」ということを知らしめることで、不審者を遠ざけ、子どもたちを犯罪から守ってくれます。
 こうした見守り隊の活動が本格的に始まったのは平成17年からですが、最近では隊員の高齢化、また特に下校時、学年によって帰る時間が異なることなどもあり、十分な活動ができていない地域があるのも現状です。子どもは“地域の宝”、その元気な笑顔を守ることが私たち大人の役割です。引き続き、見守り隊活動にご理解とご協力をお願いします。
 地域の見守り隊などの活動状況については、お住まいの地区の小学校にお問い合わせください。

隊員に聞きました!


新屋地区子供見守り隊世話役の齋藤忠男さん(右)と藤田 強さん

 私たちは、日新小学校区内の通学路約15か所で、下校時に見守り活動を行っています。見守り隊には約120人程登録していますが、ローテーションで数人ずつ、学校周辺の狭い道路、県道を渡る横断歩道などで子どもたちを誘導しています。
 平成18年の発足になりますが、この地区も隊員の高齢化と活動できる人の固定化が進んでいます。それぞれが負担にならないよう、できる範囲で見守るようにしていますが、新たな“地域の目”が増えてくれるとうれしいです。

声をかけて見送り


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