※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2018年3月16日号

人にも地球にもやさしいあきたをめざして

廃棄物の減量に取り組む企業を表彰


 市では毎年、多量排出事業者を対象に訪問指導を行っており、(1)廃棄物の発生抑制、(2)適正分別、(3)循環型社会の構築の観点から、各事業所の取り組みを評価しています。
 今年度は、循環型社会の構築に積極的に取り組んでいる、次の5者を一般廃棄物減量等優良事業者として表彰しました。環境都市推進課tel(888)5708

多量排出事業者=「大規模小売店舗立地法」に規定する店舗を有する事業者など。現在、市内では115件が対象となります。

2月9日の表彰式で。受賞された事業者のみなさんと穂積市長

★(株)秋田キャッスルホテル

 社員教育の徹底や廃棄物保管場所の整理整頓などにより、適正な分別が保持されています。また、市が推奨する「もったいないアクション協力店」として、市の施策にも積極的に協力しています。

宴会のテーブルに置かれた、食べ残しの削減を促す「食う〜べえタイム」の啓発用ポップ

★(株)伊徳 いとく自衛隊通店

 食品ごみの一部を、バイオマス発電施設へ運び再生利用しているほか、発泡トレイや卵パックなどの9品目を店頭で回収しています(下の写真)。

★(株)そごう・西武 西武秋田店

 食品ロス対策として量り売りや早めの値引きを推進しているほか、自社で生ごみ処理機を導入し、再生利用に努めています。

西武秋田店の生ごみ処理機。処理した生ごみは、肥料として果樹園に提供し、収穫されたりんごは同店で販売されています

★(株)タカヤナギ グランマート外旭川店

 食品ごみの一部を、バイオマス発電施設へ運び再生利用しているほか、国の制度を活用した“リサイクルループ”を形成しています。

※リサイクルループ=食品廃棄物を資源として循環させるため、食品事業者が再生利用者や農林漁業者などと連携して構築する体制のこと

包装の簡易化への協力も呼びかけています

★(株)デンコードー ケーズデンキ秋田中央店

 小型充電式電池、インクカートリッジ、蛍光管、小型家電、携帯電話の無料自主回収を行っているほか、分別の徹底や再利用可能なコンテナの活用などにより廃棄物の抑制に努めています。

回収した小型家電など


 今回受賞された各事業者の取り組みも、各店舗を利用するみなさんのご理解・ご協力があってこそ。引き続き「人にも地球にもやさしいあきたをめざして」、市民のみなさん一人一人のご協力をお願いします。


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