※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2018年5月4日号
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古(いにしえ)の浪漫あふれる弥生っこ村 |
村民募集 |
弥生っこ村民会のみなさん。右端が後藤会長 日本で初めて発見された、木柵で囲まれた弥生時代前期の集落跡として、平成8年に国の史跡に指定された「地蔵田遺跡」。平成13年度からは、全国で初の試みとなった市民協働による整備が進められました。 現在、その保存・活用を継承しているのが「弥生っこ村民会」のみなさん(現在の会員は23人)。村民会は史跡の維持・管理を担う「弥生っこ会」、史跡の案内を担う「ボランティアガイドの会」、土器の復元・製作を担う「土器どきっこ会」で構成されています。 村民会の後藤欣二会長は、「実は、御所野台地からは31の遺跡が発見され、中でも弥生時代のムラ全体がセットになって発見された場所が、まさしくこの“弥生っこ村”。全国的に見ても貴重なこの場所をもっとPRしていきたい」と意欲的です。 村民会のみなさんいわく、ボランティアを通していろいろ得ることもあるとのこと。遥か昔に思いを馳せて、当時の営みを想像しながら、そしてお互い学びながら活動することが楽しいのはもちろん、何より、地元の人の手で地域の貴重な財産を維持管理することで「郷土愛を育む場」であることを実感するきっかけにもなったそうです。 古の浪漫あふれる弥生っこ村。みなさんもぜひ村民になって“村づくり”に参加してみませんか。興味があるかたは、文化振興課へご連絡ください。 tel(888)5607 |
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御所野総合公園にある「弥生っこ村」と「出土品展示施設」へどうぞ |
公開時間/9:00〜17:00 入場無料 土・日、祝日の10:00〜16:00にボランティアガイドが常駐しています(11月は15:00まで)。詳しくは文化振興課へ。tel(888)5607 展示室内 壺形土器(縄文時代後期/地蔵田遺跡出土) |
おとなの土器づくり |
5月17日(木)→20日(日)10:00〜15:00 *材料費300円 弥生っこ村で土器づくり活動をしている「土器どきっこ会」のアドバイスで、弥生土器を作ります。作業は期間中の1日で、土器は後日、焼成(野焼き)して完成させます。 ●申し込み 5月7日(月)から文化振興課tel(888)5607 |
出土品展示施設 企画展
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会期/11月30日(金)まで開催中 *観覧無料! 御所野台地で発見された出土品などを紹介しています。ぜひお越しください。 |