※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2018年11月16日号

市政トピックス


「秋田市及び武雄市の交流に関する協定書」を締結
観光振興・地域振興での協力を約束しました


10月21日、西部市民サービスセンターで行った協定書署名式で。
武雄市・小松 政 市長(左)と秋田市・穂積 志 市長

 今から150年前、戊辰戦争の際、秋田の地に援軍に駆けつけた佐賀藩士と、これを慰霊する「葉隠墓苑」を縁として、秋田市と佐賀県武雄市が、このたび交流に関する協定書を締結しました。
 これまでも葉隠墓苑がある新屋日吉町のみなさんを中心に、慰霊祭などを通じて、市民が友好を育み、今年5月には、武雄市新庁舎の落成記念行事で竿燈を披露したほか、8月には武雄市の小学生が秋田市を訪れ、地元小学生らと親交を深めました。
 締結された協定では、今後両市が、観光振興、地域振興を協力して進めていくことなどを取り決め、交流の輪を広げていくことを確認しました。
 協定に関する問い合わせは、企画調整課国際交流担当へ。tel(888)5464

武雄市の子どもたちが竿燈に挑戦!(今年8月)

絆の証「葉隠墓苑」

 戊辰戦争の際、新政府側についた秋田藩は、幕府側の庄内藩、南部藩、仙台藩などに攻め込まれましたが、薩摩藩、長州藩、佐賀藩など、新政府側からの援軍により敗戦を免れることができました。
 時は過ぎ、昭和61年、新屋日吉町の土地区画整理の際に、無縁墓地に風化した佐賀藩士3人の墓石が発見されたことを契機に、「戊辰の役戦没佐賀藩士慰霊秋田委員会」が結成され、葉隠墓苑を整備し、慰霊祭などの市民交流が行われるようになりました。
 葉隠墓苑に関する問い合わせは、西部市民サービスセンターへ。tel(888)8080

10月21日、武雄市民訪問団をはじめ、たくさんの地域のみなさんも出席して、葉隠墓苑慰霊祭が行われました

温泉で知られる武雄市

 武雄市は、佐賀県の西部にある人口約5万人の都市。1,300年の歴史を誇る温泉郷、400年以上の歴史を誇る陶芸の里、そして巨木の里として知られ、国指定重要文化財の「武雄温泉楼門」と「武雄温泉新館」が有名です。

秋田市を情報セキュリティ事業の地方拠点に


(株)ブロードバンドセキュリティの持塚 朗代表取締役社長(中央)と佐竹知事、穂積市長(10月30日の立地協定締結式で)

 10月30日、県と市は、(株)ブロードバンドセキュリティ(本社・東京都)を誘致企業として受け入れることを発表しました。同社は、今後、事業を展開していくうえで、地元大学からの新卒採用やAターン制度により、技術者の確保が期待できることから、秋田市への立地を決めたものです。
 秋田市の誘致企業の受け入れは、今年度2社目となります。
【問い合わせ】企業立地雇用課tel(888)5733
(株)ブロードバンドセキュリティ
事業内容/IT系システムの各種セキュリティサービス事業
資本金/2億7千686万5千円
新規雇用/操業時5人(将来計画10人)

*セキュリティ=安全の確保


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