※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2019年1月18日号

健康ライフ太鼓判!


特定健診プラスのはなし

●特定健診課tel(888)5636

冬の間の体重増加にご注意を

 この時期、「体重が増えた」「ズボンがきつい」という声がよく聞かれます。これは、消費したエネルギー量に対し、摂取するエネルギー量が多いため、余ったエネルギーが脂肪に変わり、腹まわりなどに蓄えられるのが原因です。
 肥満度を調べるための指標にBMI(ボディ・マス・インデックス)があり、これが25以上の場合、内臓脂肪が過剰に蓄積された状態とされます。
 体に蓄えられた脂肪(体脂肪)1㎏は約7千kcalに相当します。1日に235kcal減らすと1か月で、体重1㎏を減らすことができます。
例えば…
■バニラアイス1個 240kcal
■缶ビール(350ml)+柿ピーナッツ20g=234kcal
*カロリー数値は一般的な目安です。

■BMIの計算方法 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI→BMIによる肥満の判定基準(日本肥満学会)
18.5未満=やせ、18.5以上25未満=普通、25以上=肥満

減量はリバウンドを避けるため緩やかに

 体重が増えると、心臓の機能低下、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の誘因になります。また、足・腰に負担がかかるため、関節障害や腰痛の原因にもなります。
 減量はリバウンドを避けるため、緩やかなペースで1か月に1㎏減らすことを目標に取り組んでみましょう。比較的暖かい日のウオーキングや、雪かきでもエネルギーを消費できます。体を動かす機会を見つけて、冬場の体重増加におさらばしましょう!


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