※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2020年1月3日号

新春特集

移住・定住ウェルカム!


“ちょうどいいから住みやすい”

秋田市が掲げる移住・定住のキャッチフレーズです。平成29年度は135人、30年度は216人、そして、今年度は11月30日現在、64世帯154人のかたが秋田市へ移住しています。この特集では、移住したみなさんの声とそのサポート体制など、秋田市の移住・定住の今をご紹介します。移住をお考えで帰省中のご家族・知人などにぜひお知らせください。
<問>人口減少・移住定住対策課tel(888)5487

自然に親しんで
のびのびと子育て中です!


根田忠尚さん・香代子さん・忠興くん

 1年前に仙台市から移住した根田さん一家。忠尚さんは秋田市出身で、約20年ぶりに故郷へ。今まさに、子育て世代真っ只中のお2人に秋田の居心地を伺いました。

移住のきっかけは
忠尚さん 定年後は秋田かな、とぼんやり思っていましたが、ここ数年は秋田に住む親や、子どもの成長などを考えていると、家族でいろいろ動けるうちの方がいいのではと考えるようになっていました。そんな中、Aターンフェアへの参加をきっかけに、転職活動を進めて、最終的に、エンジニアの経験を活かせる今の会社から採用してもらいました。
秋田市で暮らしてみた感想は
香代子さん 教育にとても力を入れていますね。宿題も多いと感じましたが、子どもが自分から勉強する習慣がつきました。
忠尚さん 治安も良いので、子どもをのびのびと育てられます。秋田に住むタイミングは早まりましたが、結果的に良かったです。
初めての秋田暮らしは
香代子さん 他県で暮らすのが初めてで新鮮です。夕日がとてもきれいで、オレンジに染まった空が大好きです。秋田では知人ゼロからのスタートでしたが、移住者交流会のおかげで随分増えました。
休日はどう過ごしていますか
忠尚さん 登山や海などのアウトドア、温泉によく行きます。太平山と乳頭山は3人で登りました。
移住をお考えのかたへ
香代子さん 子育て家庭のかたは、学校などの新しい環境にうまく溶け込めるか考えると思いますが、意外にすんなり適応できるので心配はいらないと思います。
忠尚さん 移住に向けての下準備はもちろん慎重にすべきですが、行動するときは大胆にいった方がいいですね。

故郷秋田で夢の実現へ
たくさんの人と繋がりたい


五十嵐聖隆さん・麻友さん

 昨年11月末、通町商店街に1軒のカフェがオープンしました。その名は「交点」。お店を営むのは大阪での会社勤めから転身し、20年ぶりに秋田に帰って来た五十嵐聖隆さん。奈良県で育った妻の麻友さんと一緒に始めた秋田市暮らしについて伺いました。


移住のきっかけは
聖隆さん 新婚旅行で訪れた富山のとある町が、妻も私もすごく印象的だったんです。地元に愛着や誇りをもち、伝統を受け継ぎながら新しいものを発信していこうとする様子を体感し、大好きなコーヒーを使って、こんな暮らしを生まれ故郷の秋田でできないかなぁ…と思っていました。その後、仕事が大変だった時期に、妻から「この先どうするの?」と聞かれたとき、富山のことが頭に浮かび、“秋田に戻ってカフェをやってみたい”という自分の思いを妻に相談しました。
麻友さん 夫は元々コーヒーが好きだし、いつかはお店をするんだろうなぁ〜とも思っていましたので、反対はしませんでした。むしろ「やろやろ」って感じで(笑)すぐ賛成しました。
移住の相談は
聖隆さん まず秋田テルサの移住定住総合支援センターに聞いて、県や市の支援があることを教えてもらいました。実際には、引っ越しの費用や暖房費、出店費用の補助などを支援してもらいました。
麻友さん 秋田市の移住体験ツアーが、一人一人のリクエストに合わせたオーダーメイドだったので参考になりました。
秋田での暮らしはどうですか
聖隆さん 20年ぶりなので、冬の水抜きのことや、お米や水のおいしさなど、子どもの頃は気づかなかったことがたくさんあって良い意味で驚きの連続です。この店があるここの商店街も、きれいで元気があるのが心強いですね。
麻友さん 暮らす分には不便はないです。雪も覚悟して来ました。特に、水道水のレベルの高さに驚いてます。お風呂の水がやわらかくて、肌あたりが良いのでいつもすべすべです。
秋田の好きな場所は
聖隆さん麻友さん ももさだカエルのいる海岸はお気に入りです。秋田大橋そばの雄物川河川敷も好きですね。お弁当を食べながらのんびり過ごせます。
これからやってみたいことは
聖隆さん お店を通して、農家さんと関わっていきたいですね。
麻友さん 秋田の人と友だちづくり、人脈づくりを積極的にしていきたいです。

自身の経験を生かして
みなさんをバックアップ!


武藤沙智子さん(右・秋田市出身)はUターン、重久 愛さん(左・鹿児島県与論町出身)はIターンで移住しました

ともに東京から秋田市に移住し、今年度、秋田市地域おこし協力隊となった2人。自身の経験を生かして、サポートする側となった移住コーディネーターとしての思いを聞きました。

普段の活動は
武藤 イベントや地域行事で交流を深めながら、秋田の魅力あふれる情報を集めて、Aターンフェアなどの参加者に提供しています。
重久 移住を考えているかたへのアドバイスはもちろん、SNSでも秋田の魅力を発信しています。
初めての秋田暮らしは
重久 移住したばかりの不安だった頃、市民のかたから「協力隊、頑張ってね」との励ましの言葉をいただいたときは、とても元気づけられました。秋田のみなさんは優しいです。良い意味で商売っ気の少ないところが与論島と似ていて、居心地がいいんです。
秋田の魅力とは
武藤 四季がはっきりしているところ。おかげで食べ物もおいしいです。それに秋田市は、交通の便とか、各地に出掛けやすい場所にあるのがいいと思います。
重久 近場に温泉がたくさんあっていいですね。よく行きますよ。おかげで前より健康的になったように感じます。
今後の活動は
武藤 秋田市に「住みたい」「戻りたい」かたが、どうすれば移住できるのかを自分の経験も生かしつつ考えていきたいです。
重久 移住者交流会やAターンフェアなどを、ブラッシュアップ(磨き上げ)していきたいです。年末には、LINEアプリで移住定住の公式アカウントを開設、私たちの活動をリアルタイムで発信していますので、ぜひチェックしてください!
移住をお考えのかたへ
武藤 最後は自分で決断するものですが、周りに相談してみることが重要です。私は八重洲センターを利用しました。雰囲気もよくて、じっくり相談できました。
重久 私は移住ツアーに参加して、イメージを膨らませてから移住しました。イベントなどに参加して、情報収集するのもお勧めですね。

移住体験ツアーで市民市場を案内中

SNSで情報発信!
LINE「秋田市移住定住公
式アカウント」
ID=@akitacity110
重久さんのインスタグラム
アカウント名=
itsme_immigration
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交流の輪を広げる取り組みも実施!

 市では、移住者のみなさんを対象とした、交流会などの各種取り組みも行っています。その中から昨年末の催しを2件紹介します。

市長ランチトーク(11月16日)
 お昼を食べながら気軽に意見交換

6人が参加しました

 若い世代のかたの話を市長が直接聴き、市政運営の参考とするこの取り組み。この日は、移住者のみなさんを対象に、秋田市暮らしに関する感想などを、ランチをいただきながら伺いました。よりよいまちづくりのための貴重なご意見、ありがとうございました。


BBQ交流会(11月9日)
県内産食材に舌鼓!笑顔広がるバーベキュー

ドーンと県産牛のステーキ!

 11月9日、市役所の食堂で開催した「BBQ交流会」に、18組39人のみなさんが参加して、県内産の食材をメインにした料理を食べながら交流を深めました。
 この日のお楽しみ企画は“だまこ鍋作り”。子どもたちが、ご飯をコネコネして丸めただまこはお鍋2つ分! お出汁の味も好評で、早速レシピを教わるかたもいらっしゃいました。
 おいしい食材とお酒をいただきながらの秋田流の「BBQ」。おかげで、お互いの距離もぐっと縮まる笑顔の交流会になりました。

大活躍! 「コネコネ隊」

だまこ鍋めしあがれ〜

首都圏のみなさんのご相談に応じています

お気軽にどうぞ

正木暁相談員  白山靖彦相談員

 JR東京駅近くの「秋田市移住相談八重洲センター」では、経験豊富な専門相談員が、移住相談やAターンを希望する学生・社会人の就職サポートを行っています。
 求人企業への紹介のほか、応募書類の添削や模擬面接なども行います。また、市内企業の採用面接にかかる交通費などの助成制度もあります。ぜひ、ご相談ください。まずは、市ホームページから「移住希望登録」をお願いします。
広報ID番号 1020507

住所/東京都中央区京橋一丁目4-14 TOKIビル6階
開所日時/月〜土曜、10:00〜18:00
<問>0120-99-1101


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