※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2023年6月2日号

6月は環境月間

無駄なく循環! 適切な分別で生まれ変わる「古紙」


●問い合わせ/環境都市推進課tel(888)5708

その紙、分ければリサイクルできます!

 市では、年4回、家庭から出たごみの内容を調べるため、組成調査を行っていますが、令和4年度は家庭ごみの10.72%はリサイクルできる古紙類でした。これは、家庭ごみの年間排出量約5万5千トンに置き換えると、約5千900トンがリサイクルできる古紙類だった計算になります。

リサイクルできる古紙が大量に…

 家庭ごみとして捨てられてしまっている、牛乳パックやお菓子の箱、ラップやトイレットペーパーの芯…。これらは、捨てればごみとなってしまいますが、分けて古紙として出すことで、資源としてリサイクルができます。分別することで、家庭ごみ用袋の節約にもなり経済的です。家庭でも職場でも、今日から分別に取り組んでみましょう!

紙類を分別して、ごみ袋をワンサイズ小さいものへ!

30リットルのごみ袋から古紙を分別してみると…
     

20リットルのごみ袋に入れることができました!

古紙の分別は4種類!古紙の分別方法

 秋田市の古紙の分別は次の4種類です。古紙は、それぞれの種類ごとにリサイクルされるものが違います。分別せず、さまざまな種類の紙が混入すると、生まれ変わった紙の品質が低下してしまいます。そのため、各家庭で種類ごとに分けることで、効率的なリサイクルにつながります。古紙を出すときは、紙ひもでそれぞれの種類ごとに束ねてください。
新聞・ちらし(雑誌、雑がみは混ぜない)→新聞、雑誌、コピー用紙など

ダンボール(開いて、大きいものは畳んで束ねて出す)→ダンボール、紙筒など

紙パック(水洗いし、切り開いて乾かしてから束ねて出す)→トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど

■雑誌・雑がみ→お菓子の箱、絵本など

*→の先は、リサイクルされるもの。

雑がみ分別のポイント

 大きさがバラバラな雑がみは、使用済みの紙袋や封筒に入れておいて、たまったら最後に紙ひもで縛って出すと便利です(取っ手がビニールの場合は外してください)。

古紙リサイクルの流れ

 みなさんの家庭や職場から出された古紙は、下の図のように、さまざまな過程を経て再び紙製品に生まれ変わります。古紙は有効な資源です。きちんと分別することで、資源を無駄なく循環させていくことができます。

おもな雑がみ

雑がみとして出せる紙
…食品やお菓子の空き箱、トイレットペーパーの芯、ティッシュの空き箱(ビ二ールは外して)、カレンダー、封筒、洋服のタグなどの台紙、たばこの箱(銀紙、フィルムを取り除いて)、ノート、プリント、紙製のファイル(金具は取り除いて)など
雑がみとして出せない紙(家庭ごみに出してください)
…レシート、匂いのついた紙(洗剤の箱など)、かばんや靴の詰め物、圧着はがき、紙コップ・紙皿(防水加工された紙)、クレヨンや油絵の具で書いた紙、墨汁で書いた紙、写真、不織布、カーボン紙・ノンカーボン紙、使用済みのペーパータオル、食品汚れのついた紙、中身が銀色の紙パック、アルミコーティングされた紙、金・銀色の折り紙、シール・アイロンプリント紙など

始めてみませんか? 資源集団回収

 町内会などの団体が資源の集団回収を行った場合、下記の奨励金([1]+[2])を交付します。新たに資源集団回収に取り組む場合は、市への団体登録が必要です。詳しくは、環境都市推進課にお問い合わせください。
tel(888)5708
[1]1回につき450円(同一月に2回以上実施した場合は、1回分として計算)
[2]雑誌・雑がみ…1kgあたり6円/新聞・段ボール・紙パック…1kgあたり2円/空きびん…1本あたり1.05円/空き缶…1kgあたり1.5円


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