田口省吾「岩礁」|秋田市立千秋美術館 収蔵品データベース

秋田市立千秋美術館 収蔵品データベース

岩礁

田口省吾 1897(明治30)- 1943(昭和18)

カテゴリー洋画 
制作年1930年代
技法・材質油彩、キャンバス
寸法(cm)H27.3×W22.0
受入年度平05年度購入

 波に浸食されて複雑に入り組んだ岩礁と断崖が連なる海岸線は、勇壮な景観美を作り出し、いつの時代も多くの画家たちがスケッチに出かけている。そこはまた、格好の遊び場で、魚や貝を捕まえたのだろうか、獲物の入った袋を手に下げた子供の姿が見える。田口が、線の画家から手堅い写実と色彩で見せるカラリストに変貌したのは、1930年代初めといわれる。遠く一望する海の青や、断崖の地層、木々の緑などの色彩が、のびのびとしたタッチで施され、真夏の日ざしの中で、色本来のもつ魅力を発揮している。

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