秋田市土崎に生まれる。本名武司。はじめ渡辺緑邦に師事し、1953年からは渡辺緑邦の師である金子鷗亭に師事した。54年三省堂に入社し活字のデザインに携わる。61年の第4回日展に初入選し、以来連続22回の入選をかさね、83年第15回展、85年第17回展と2回の特選を受賞。92年の第24回展では日展審査員をつとめ、日展会員となった。また、毎日書道展にも作品を発表し、67年準大賞、99年文部大臣賞、2002年毎日芸術賞を受賞。現在、日展会員、毎日書道会理事、日本詩文書作家協会会長、創玄書道会会長をつとめている。隆玄書道会を主宰。東京都在住。
2012年旭日小綬章を受賞。創玄書道会名誉会長、日本詩文書作家協会常任顧問なども務めた。2020年12月21日没。
