蜂猴之図
森狙仙 1747(延享04)- 1821(文政04)
カテゴリー | 日本画 |
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制作年 | 1806(文化3) |
技法・材質 | 絹本着色 |
寸法(cm) | H115.0×W43.8 |
受入年度 | 昭52年度寄贈 |
土坡の上で休息する猿3頭。頭の上を飛び交う蜂を追い払おうと手を出しにらみつける表情は、どこか人間に似てユーモラスである。狙仙は、狩野派から転じて円山応挙の影響を受け、身近な動物、中でも猿をモチーフにした写生画風の作品で大阪随一の人気絵師となった。体毛の描写は精密微細で質感まで良く表し、真に迫るものがある。