岩に牡丹図
佐竹曙山 1748(寛延01)- 1785(天明05)
カテゴリー | 日本画 |
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制作年 | 江戸時代 |
技法・材質 | 絹本着色 |
寸法(cm) | H159.7×W53.2 |
受入年度 | 平30年度購入 |
豊麗な牡丹と鮮やかな青の太湖石が、現実を超えた幻想的な美しさを感じさせる。画面上部に寛永寺住職の輪王寺宮公遵法親王(りんのうじのみやこうじゅんほうしんのう)(1721-88)が賛を寄せ、この絵の鮮やかな写実描写に魅せられた気持ちを表している。雅な京の文化を江戸にもたらし、文学や書画に秀でた文人たちと交わった法親王と曙山との交流を伺うことができる。