風景図
小田野直武 1749(寛延02)- 1780(安永09)
カテゴリー | 日本画 |
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制作年 | 江戸時代(18世紀) |
技法・材質 | 絹本着色 |
寸法(cm) | H60.4×W26.0 |
受入年度 | 平30年度購入 |
木立の中に煙突のある西洋風の家が立つ水辺の風景を、銅版画風の細線で表した小品である。17世紀オランダの風景画家ヤン・ファン・ホイエンの銅版画に本作と近似する水辺の風景が多くあり、その一つを原典として描かれた比較的初期の作品と推測される。直武はこうした風景を、主題を支える遠景モチーフとして取り入れ、「岩に牡丹図」など複数の作品を制作している。