品川沖夜釣
小田野直武 1749(寛延02)- 1780(安永09)
カテゴリー | 日本画 |
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制作年 | 江戸時代(18世紀) |
技法・材質 | 紙本着色 |
寸法(cm) | H33.1×W50.7 |
受入年度 | 令01年度寄贈 |
篝火を焚いて漁をする夜の景を描く。人物を明るく照らし、水面に反射してゆらめく炎の描写が印象的である。前景に杭のある防波堤を描き、水平線上に雲が湧き上がる様を描いて空間の奥行きを表す構図の取り方は、「高輪海景」と同様にオランダ風景画から学んでいる。品川沖とされるが、佃島の白魚漁の景という指摘もある。