鳥人声華騰騰
阿部米蔵
カテゴリー | 彫刻 |
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制作年 | 1989(平成元) |
技法・材質 | 木彫 |
寸法(cm) | H178.0×W35.0×D41.0 |
受入年度 | 令03年度寄贈 |
1970年代初頭から取り組んだ「鳥人」シリーズのうち晩年に制作された大作。いけばな松生派の70周年を記念して秋田市の千秋公園内に設置されたブロンズ像を木彫として制作したもの。「鳥のように自由自在に大空に羽ばたき、その叫びは希望に充ちたかがやける未来に自由と平和を願いながら」という意図が込められている。阿部の造形では丸と四角を基本テーマとしており、本作でも単純化されたフォルムであらわされた鳥人が天に向け声をあげている。1989(平成元)年第53回新制作展出品作。