山荘午眠
西宮藍堂 1897(明治30)- 1948(昭和23)
カテゴリー | 書 |
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制作年 | 昭和時代 |
技法・材質 | 紙本墨書 |
寸法(cm) | H180.5×W85.8 |
受入年度 | 昭54年度寄贈 |
はじめ医師を志し、医学を学ぶために赤星藍城の書生となっていたことから、<書道研究斗南会>に同人として参加し、藍城に直接指導を受けた数少ない門人の一人である。それだけに藍城の書に受けた影響が強くみられ、最も藍城の書風を継承している書家といってよい。
この作品もそうした特徴が顕著に認められる書のひとつである。藍堂による鄭道昭の「鄭文公下碑」の臨書も残されており、それは藍堂がいかに鄭道昭に傾倒していたかを示すものである。