郭子儀
川口月邨 1845(弘化02)- 1904(明治37)
| カテゴリー | 日本画 |
|---|---|
| 制作年 | 明治時代 |
| 技法・材質 | 絹本着色 |
| 寸法(cm) | H175.0×W86.9 |
| 受入年度 | 昭59年度購入 |
郭子儀は中国、唐代に安禄山の乱で功を立て名を挙げた武将。8人の子供と7人の婿も皆それぞれに出世し、孫は数十人と栄え、83歳と長命であったことから、“長寿富貴”“子孫繁栄”の吉祥画題とされ、円山応挙の「 郭子儀祝賀図」を範として円山派の画家たちが多数描いている。月邨は、緩やかな曲線を描くように配した郭家人物はほぼ忠実に写し、富と生命力を象徴である霊芝、珊瑚、万巻の書をその中心に描くという変更を加えている。