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第5節 市民文化の振興 |
現状と課題 |
市民の文化や郷土史に対する関心が高まりつつあり、心の豊かさを実感できる市民文化の振興が求められています。 そのため、生涯にわたり優れた文化に親しむ環境を整え、自主的な文化活動を推進し、創造力豊かな市民文化の形成をはかる必要があります。 また、歴史資料の調査研究をすすめ、その解明につとめるとともに、歴史的建造物・史跡・民俗芸能等、貴重な文化遺産の保存継承と活用をはかり、歴史と伝統が息づく、潤いある郷土づくりをすすめる必要があります。 市史編さんについては、先人が築いてきた歴史・文化に関する資料収集を行い、これを正しく記録し、市民共有の財産として保存・活用することで郷土に対する理解と誇りを高める必要があります。 |
基本方針 |
精神的豊かさに満ちた市民文化振興のため、市民の芸術・学術活動の支援をはかるとともに、創造的な文化活動を支える文化施設の機能充実につとめます。 文化財をはじめとする郷土の貴重な遺産や民俗芸能の保存・活用につとめます。 郷土の歴史・文化を後世に残し伝えるため、市史編さんの充実をはかり、市民の郷土愛を育みます。 |
主な施策 |
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1.文化の振興 |
(1)文化活動の支援 文化振興基金(*177)等を活用して市民の文化創造活動を支援し、優れた芸術・学術業績を顕彰するとともに、芸術鑑賞の中心となるホールを利便性の高い中心市街地に設置するなど、市民文化活動の場の提供、学術や芸術の学習・鑑賞機会の拡大につとめます。 |
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2.文化財保護の推進 |
(1)文化財保護と調査研究の推進 文化財の発掘・調査・研究を推進するとともに、維持管理と保護対策を強化し、郷土史の解明と文化遺産の保存・伝承につとめます。 (2)史跡の整備と活用 史跡秋田城跡の復元された外郭東門・築地塀を活かした環境整備をすすめながら、歴史資料館(*197)の建設について検討するとともに、史跡地蔵田遺跡(*86)を史跡公園として整備につとめるなど、市民の郷土学習の場や観光資源として活用します。 |
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3.市史編さんの充実 |
貴重な資料の発掘と収集・活用の一方、専門家等の指導を得ながら、正史となる秋田市史の編さんにつとめます。 |
重点テーマからの視点 |
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高齢者の生きがいづくりのため、自主的な文化活動への支援や、活動の場の提供、学習・鑑賞の機会拡大につとめます。 |
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中心市街地におけるホールを新たな市民芸術・文化の拠点として整備し、にぎわいのある秋田の顔づくりにつとめます。 |
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郷土に対する理解と誇りを持った感性豊かな人材を育成するため、民俗芸能や文化財の保存・伝承を推進するとともに、史跡公園の整備や遺跡等を学習活動の教材として活用することについて検討します。 |
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