広報あきたオンライン版

2000年
6月23日号



季節だより

季節の話題を写真でつづります


6月11日(日)、300年の伝統を誇る新屋の鹿島まつりが行われました。
子どもの成長と無病息災を祈り武者人形などを大きな船(鹿島船)に乗せ、町内を曳き回ります。
「しょっ、しょっ、しょ〜、鹿島のおぐりしょ〜、しょっ、しょっ、しょ〜! てら〜のかげまでおぐるまでしょぅ」。
子どもたちのかけ声と太鼓の音が、縦横無尽に響きわたります。
みんなで力を合わせて大きな船を曳いて町内一巡した後、日吉神社に奉納します。
奉納が終わると、雄物川の河口に流して、万事終了。
みんなの願いが鹿島船に託されます。
もともとは村中の悪事や人々の罪を流し去る行事でした。
古くから伝わる地域の伝統行事は生活の無事を願い、いつまでも続けられることでしょう。

 

市章
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