2000年
7月28日号



新世紀へ稲穂輝く 竿燈まつり

 今世紀最後の竿燈まつりは、二百三十三本の光の稲穂の競演となります。
 二百五十年に渡って築き上げられた歴史が、いま二十一世紀へ。秋田市民が世界に誇る伝統の妙技です。さあ、今年もみんなで竿燈を見に行こう!

 

夜 8月4日(金)〜7日(月)
会場:竿燈大通り

●夜本番タイムスケジュール
午後6時30分交通規制開始
6時35分観覧席入場
7時00分市長歓迎あいさつ
7時03分竿燈お囃子屋台入場
 お囃子屋台70台による大演奏。軽快なリズムで会場の雰囲気を盛り上げます。
7時30分竿燈入場
7時40分竿燈演技開始
 233本の竿燈が秋田の夜空に浮かびます。
8時40分ふれあいの時間
8時50分竿燈退場
9時30分交通規制解除

※7日は午後6時50分から民謡手踊りの行進。
●問い合わせ 商業観光課 TEL(866)2112  

昼 竿燈妙技大会・サマーフェスタ美心2000
会場:通町商店街

 竿燈妙技大会は、通町商店街を歩行者天国にして行います。サマーフェスタも同時開催し、ひと味違う竿燈まつりが楽しめそう。
4日(金)
15:00〜バトントワリングパレード
15:30〜大抽選会
16:00〜ジャズダンス
16:45〜民謡舞台

5日(土)・6日(日)
 通町ロード大町商屋館駐車場
ねぶり流し館
通町商店街ステージ
10:00〜竿燈妙技大会 通の市・美の市
特産品実演・販売
土崎港ばやし
秋田民謡
観光レディーPR
大道芸
やまばと太鼓
秋田万歳
11:00〜提灯絵付け
 11:00〜と14:00〜の2回。提灯に絵付けをしてもらい、その提灯を竿燈に下げて演技する予定です。各回先着ペアで10組。友だちや家族で挑戦してネ!
12:00〜チャレンジ竿燈
 受付は11:00〜
 先着100人
13:00〜竿燈妙技大会
14:00〜提灯絵付け

大道芸
○土崎港曳山まつり・梵天体験
○記念撮影パネル
○縁日コーナー
15:30〜大道芸
 チンドンミュージック
 中国雑技
16:00〜
 18:00
美舞乱舞
 札幌・仙台ヨサコイ&
 ヤートセ交流会
 

7日(月)
10:00〜竿燈妙技大会(決勝戦)
12:00〜チャレンジ竿燈
 受付は11:00〜 先着100人
13:00〜竿燈妙技大会(決勝戦)

会場案内図左上会場案内図右上
会場案内図左下会場案内図右下
●市営バスの迂回運行 竿燈の交通規制に合わせて、竿燈まつり会場(二丁目橋〜竿燈大通り〜山王大通り県庁西交差点)と、昼竿燈会場(通町橋〜せきや商店前)を通過する路線バスは迂回運行となります。
交通局営業課 TEL(862)3892  

 竿燈まつりは、邪気や病魔を払う「ねぶり流し」の行事と五穀豊穣の祈願が結びつき、宝暦年間(一七五一〜一七六四)に始まりました。
 秋田市の原型となった久保田城下は、旭川を境に、城に近い川の東側を武士が住む内町(うちまち)、西側を商人や職人が住む外町(とまち)と呼びました。そもそも竿燈は、外町に生まれ、庶民の知恵を出し合って育まれたものでした。
 今年は、これまで千秋公園の中土橋だった昼竿燈の舞台を、通町に移します。藩政時代、七月六日(旧暦)の宵やみの頃に、各町の竿燈が通町橋のたもとに勢ぞろいしていた風情が今まさによみがえろうとしています。
 当時、通町橋のたもとに集まった竿燈は、藩主の住む城に向かって敬意を表したのち、いっせいに立てられ、差し手は大町通りを練り歩き、川口町(旭南三丁目)方面へと下っていったといわれます。
 重量五十キロにもおよぶ竿燈を、微妙なバランスを取りながら手、額、肩、腰へと乗せる妙技は、秋田市民が誇る伝統です。世界の竿燈は今年も健在です。

 

●竿燈期間中の開館延長

 竿燈期間中、佐竹史料館は午後7時まで、赤れんが郷土館とねぶり流し館は午後7時30分まで開館します。
「竿燈写真館」はPDF版P4、P5をご覧下さい。 竿燈写真館P4 竿燈写真館P5

 

8月4日(金)〜7日(月) あきた特産市

第1会場●お土産ゾーン 14:00〜21:30
 市役所本庁舎前庭
第2会場●飲食ゾーン 12:00〜21:30
 旧産業会館跡地

 きりたんぽやもろこし、秋田八丈など、秋田県内の特産・名産の食品や工芸品を各種とりそろえています。また、秋田の地酒や名物料理(旧産業会館跡地のみ)を会場内で飲食できます。
●問い合わせ 秋田観光コンベンション協会 TEL(824)8686

 

アトリオンフェスティバル

◆郷土芸能の集い=「秋田民謡」や「なまはげ太鼓」など。8月4日(金)、5日(土)、7日(月)の3回、午後3時30分〜
◆秋田ふるさと物産市=8月3日(木)から17日(木)まで、午前10時〜午後6時
問い合わせ 秋田アトリオンビル TEL(836)7865

 

秋田市観光循環バス
竿燈期間中と、10月29日までの日曜日に運行

●運行コース(主なバス停)
   秋田駅→千秋公園→赤れんが郷土館前→護国神社正面→セリオン→天徳寺→ダイエー前(竿燈期間中は菊谷小路)→秋田駅
●運行時間(運行間隔)
 秋田駅(バス停12番線)を午前10時から午後3時まで1時間おきに発車
●運賃(1日乗り降り自由券)
 一般500円、小学生200円、幼児無料
 ※乗車券を見せると、千秋美術館、赤れんが郷土館、ねぶり流し館、佐竹史料館、セリオンの入場料が割引になります
●乗車券の発売所
 秋田駅バス案内所、秋田駅観光案内所、市内ホテル、アトリオン、セリオン
●問い合わせ 秋田商工会議所 TEL(866)6674

 

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