2000年
12月8日号



食中毒にご用心

 年末年始は、お歳暮などの食品やおせち料理など、大量の食品を長期間保存する機会が多くなり、食中毒などの危険性が高まる時期です。
 冬でも油断は禁物。次のことに気をつけて食品を取り扱いましょう。
●問い合わせ 衛生検査課 TEL(883)1181


買い物は計画的に

 買い物は計画的にしましょう。冷蔵庫への詰め込みすぎは、冷却効果を低下させ、食品の劣化を早めます。肉や魚などは、それぞれビニール袋や容器に入れ、庫内の他の食品に汁などがつかないようにしましょう。


表示は必ず確認を

 食品パッケージの「表示」は、その食品を知るための貴重な情報源です。よく確認して購入しましょう。消費期限または品質保持期限、保存方法などの「表示」の確認もお忘れなく。


冬でも油断は×

 調理した食品が冷蔵庫に入りきらなくても、温度の低い部屋においておけば大丈夫と考えていませんか。食中毒菌は常温であれば確実に増殖します。冬でも油断は大敵です。


食中毒予防の3原則

 食中毒の予防対策は、次の3原則につきます。この3原則を守ることで、食中毒は確実に防止できます。食品の取扱いには十分注意して、年末年始を送りましょう。

(1) 十分な手洗い、食材の洗浄、調理器具の洗浄消毒を行い、食中毒菌をつけない。
(2) 食材の適切な冷蔵、冷凍を心がけ、手際よく調理し、早めに食べ、食中毒菌を増やさない。
(3) 食材を十分に加熱し、食中毒菌をやっつける。食材の中心温度を75度にして1分間加熱すると、食中毒菌は死滅します。



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