2001年
2月9日号



あきたノスタルジー

●季節の話題を写真でつづります

昭和63年の御所野
渋滞が激しかった明田踏切(昭和45年頃撮影)


平成11年の御所野
明田地下道の開通を祝ってパレード

今からおよそ20年前の昭和55年4月1日、
「明田地下道」が開通しました。
地下道の開通とともに姿を消した「明田踏切」。
駅に近いことから列車の通行量も多く、一日のうち半分近くも閉ざされている「開かずの踏切」と呼ばれていました。
明田地下道の建設は、こうした交通の不便を解消しようと、昭和49年11月に着工。
工事は、列車が走る鉄道線路の下にトンネルを掘るという、少しの狂いも許されないもの。
それに加え地盤が軟弱だったため、なかなか思うように進みませんでした。
結局、完成まで5年4か月の歳月と約25億円の工事費がかかりました。
開通式には地区住民およそ1,000人が参集。
渋滞で悩まされた長い間の苦労が解消された喜びの瞬間でした。

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