※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。


第三章

安心して健康にすごす助け合いのまち
少子長寿社会の福祉サービスが充実

 高齢者も子どもも、障害のある人もない人も、安心して暮らせるまちづくり。利用者のニーズに合わせた、きめ細かな福祉サービスを提供します。

ノーマライゼーションの 社会実現をめざす

◎七十歳以上のかたを対象に、バス回数券千円分を五百円で購入できる「高齢者バス優遇乗車助成事業」を引き続き行います。
◎長寿をお祝いするため、節目の年齢(傘寿、米寿、卒寿、白寿)を迎えるかたに、記念品を贈呈する「いきいき長寿祝い事業」を実施します。
◎泉地区に平成十四年度下期にオープンする、高齢者生活福祉センター・知的障害者通所授産施設・保育所・地域交流スペースからなる民設民営型の「福祉複合施設」の建設を支援し、「ノーマライゼーション」の社会の実現をめざします。
◎市内で二番目となる知的障害者グループホームを開所。知的障害者が共同生活により自立をめざします。
◎山内地区にある知的障害者通所更生施設「杉の木園」の分場施設を手形地区につくります。

児童館を開放して子どもの遊び場に

◎保育所の受け入れを拡大するため、飯島に「ふじ保育園」を新設します。
◎出産直後のお母さんの家庭に出向き、家事や育児の援助をする「ママヘルプサービス」を行います。
◎就学前の親子の遊び場として平日の午前中、明徳、高清水など五か所の児童館を開放します。   
◎妊婦健診時に利用できる無料の超音波検査受診票を年齢に関係なくさしあげます。
◎四十歳と五十歳になるかたを対象に、歯周疾患予防の検診を行います。

市立病院の24時間救急医療体制を強化

◎医療体制を強化
◎市立病院の二十四時間救急医療体制を強化するため、集中治療室、脳神経外科、心臓血管外科を開設しました。
◎秋田市国民健康保険の加入者に行ってきた基本健康診査・大腸がん検診の料金の助成に胃がん検診も追加します。
◎国民生活センターと全国の消費生活センターを情報ネットワークで結び、市民のみなさんに充実した消費生活情報を提供します。

 介護保険以外の福祉サービスも充実しました


 おおむね65歳以上のひとり暮らしのかたなどを対象とした、高齢者生活指導員派遣事業(ホームヘルパー)と高齢者軽度生活援助事業の利用時間を、4月から拡大しました。

●要介護認定で非該当と認定されたかたが対象
高齢者生活管理指導員派遣事業 (ホームヘルパー派遣)
調理、洗濯、掃除など家事のお手伝いなどをします。
利用回数
1日1回で1週間に2回まで
利用時間と利用料金
●要介護認定を済まされたすべてのかたが対象
高齢者軽度生活援助事業
草とりなど家まわりの手入れや簡単な修繕、雪よせなどを行います。
利用回数
1日1回で1か月に2回まで
利用時間と利用料金
◆1時間以内…120円 
◆1時間を超え2時間以内…240円 
◆雪よせは1時間以内 (1日1回で1週間に1回まで)…150円

 このほかに、高齢者生活管理指導短期宿泊事業(ショートステイ)、高齢者生きがい活動支援通所事業(デイサービス)、高齢者配食サービス事業などを行っています。
問い合わせ 高齢福祉課TEL(866)2095


介護用品の購入費助成品目が増え、対象者も拡大


 65歳以上の重度要介護者(要介護4、5)を在宅で介護している市民税非課税世帯に行っていた介護用品支給事業が、4月から市民税課税世帯にも拡大されます。
 また、支給の対象となる介護用品は、これまで紙おむつと尿取りパッドだけでしたが、これに、使い捨て手袋、清拭剤、ドライシャンプーが加わり、計5品になりました。3か月ごとに領収書をまとめて、介護保険課に申請してください。

補助限度額
●市民税課税世帯 月5,000円
●市民税非課税世帯 月10,000円
問い合わせ 介護保険課TEL(866)2069



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