2001年9月14日号

あきたノスタルジー


昭和36年10月8日、秋田国体開会式。
八橋陸上競技場に集まった1万4,000人の選手団、3万人もの大観衆を前に
婦人会、青年会1,400人による民謡踊りが披露されました。
秋田国体は民謡国体ともいわれ、郷土色豊かなアトラクションに大喝采。
この晴れ舞台のために、3年もの長い間、練習を積んだといわれています。
民謡踊りの練習がある時は、地域のみんなで手分けして農作業をしたり、
小さい子どもの面倒をみてあげたりしたそうです。
「秋田国体を自分たちで盛り上げよう」、そんな雰囲気が市民に浸透していました。
そして、この夏のワールドゲームズ。
あの時と同じように、人情味あふれる秋田らしさを全国そして世界に印象づけた大会でした。



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