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2001年10月12日号 |
仮称青少年自然文化ランド建設中。
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太平山リゾート公園内に平成15年8月オープン |
市では、平成十五年八月のオープンをめざし、(仮称)青少年自然文化ランドを仁別の太平山リゾート公園内に建設中です。 宿泊施設やキャンプ場、散策路などを整備して、豊かな自然の中、子どもたちに「生きる力」を育んでもらうのがねらいです。 |
(仮称)青少年自然文化ランドは、老朽化が著しい「大森山少年の家」に代わる施設として建設が検討されてきました。 浜田にある大森山少年の家は、昭和四十五年に建てられ、小中学生の宿泊研修の場として活用されてきましたが、近年、施設の傷みがひどく、建て替えの必要に迫られていました。また、学校単位でしか利用されてなく、地域の子ども会やスポ少、一般市民の利用がほとんどないのが現状でした。 そこで、より広く市民のみなさんに利用してもらえるよう、青少年自然文化ランドは、温泉やスキー場、キャンプ場など自然を楽しむ環境が充実している仁別に建設することにしました。太平山のふもとに広がる緑の中で、子どもたちがのびのびと自然体験できるようにします。 施設の設計にあたっては、市内の小中学生を対象にアンケートを行い、子どもたちの意見も取り入れました。今年度は約六億円の工事費を計上して、七月から施設の基礎工事を始めています。オープンは二年後の平成十五年八月。総事業費は約二十四億円の見込みです。 |
雨の日も安心。大屋根の下でキャンプファイヤーもできます |
青少年自然文化ランドの敷地面積は四・二ヘクタールで、八橋陸上競技場の一・五倍ほどの広さになります。そこに、宿泊施設と野外施設を整備する予定です。 宿泊施設は、鉄筋コンクリート三階建ての本館棟と、二階建ての大屋根研修棟で構成。ブーメラン型をした本館棟には、百八十八人の宿泊が可能で、和室、洋室、身体障害者用の特別室も用意されます。食堂はセルフサービス方式で一度に百二十人分の食事に対応できるように工夫しました。 また、ランドのシンボルでもある大屋根研修棟は、屋外からも出入りしやすいオープンスペース。木工工作や調理などの作業空間のほか、オリエンテーションやキャンプファイヤー、雨天時の活動にも活躍します。 野外施設には、約二百人収容のキャンプ場。ここは森、里、山の三つのゾーンに分かれ、各ゾーンの交流の場として「村の広場」が設けられるほか、一周四百メートルの散策路も整備します。 |
人間として生きる力を子どもたちに… |
自然文化ランドでは、子どもたちに豊かな自然を利用したいろいろな体験をしてほしいと考えています。植物を使った作品づくり、生き物の観察、自然の食材を使った調理など、自然とのふれ合いのなかから、新しい発見や感動が生まれるはずです。机の上では学べない「生きる力」を身に付ける │これも施設の大きな目標です。 自然文化ランドは、学校の宿泊研修だけでなく、夏休みや冬休み、土日などは、グループや各種団体などのみなさんにも開放する予定です。子どもたちがこの施設の中でいろいろな人たちと交流することは、人と人との関係を豊かにすることにもつながるでしょう。 |
楽しい活動を支援するボランティアを募集中 |
自然文化ランドの利用者が楽しく自然体験できるよう、施設でお手伝いしてくれるボランティアを募集しています。 左記のような活動を支援してくれる、地元のかたや森の案内人、自然観察指導員、レクリエーションの指導ができるかたを随時募集中です。 詳しくは、生涯学習室へどうぞ。 TEL(866) 2245 |
●青少年自然文化ランドでこんなこともできるぞ!! |
自然でものづくり |
●押し花作り ●ちぎり絵 ●竹細工 ●つる細工 ●どんぐりこまづくり ●落ち葉のステンドグラス ●クリスマスリース作り ●炭作り ●紙細工 ●草木染め ●昔の遊び体験 |
自然とふれあう |
●自然観察 ●けもの道探検 ●光に集まる虫の観察 ●水辺の生物観察 ●魚釣り ●星空観察 ●太平山登山 ●ナイトハイク ●自然公園ハイキング ●ウォークラリー ●雪の迷路 ●雪の体験 ●森の句会 |
自然を食べる |
●薬草ドリンク発見 ●山菜料理 ●ナン作り ●アルミホイル包み焼き |
創作活動 |
●ハンモッグ作り ●植林体験 ●雪ゾリ作り ●きのこ栽培 |
仲間づくり |
●体験発表 ●キャンプファイヤー |
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